ハリーの家族 ページ32
クリスマスの翌日
大広間でハリーたちと話していた。
『本当に閲覧禁止の棚に行ったのね』
ロ｢起こしてくれればよかったのに｣
『というか、透明マントなんて持ってたの？』
ハ･ロ｢｢あー…それは……その…｣｣
『別に怒ってはないけど…ハリー、それで…鏡の中に自分の家族がいたの？』
ハ｢そうなんだ。パパもママも。｣
ロ｢君のパパとママに会いたいよ。｣
ハ｢僕は君達の家族に会いたい。ウィーズリー家の人達に会いたいよ。他の兄さんとか、皆に合わせてくれるよね？｣
ロ｢いつだって会えるよ。今度の夏休みに家に来ればいい。｣
『もしかしたらその鏡は亡くなった人だけを見せてくれるのかもしれないわ。けど、フラメルについて見つけられなかったのは残念ね…』
ロ｢ベーコンかなにか食べろよ、何も食べてないじゃないか。どうしたんだよ。｣
…明らかにハリーの様子がおかしい。
『ハリー？大丈夫？』
ハリーのことが心配で、私も付いていくことになった。
3人でマントに入って図書館からの道筋を何度もたどっていった。一時間近く暗い通路をさ迷っていた。
ロ｢凍えちゃうよ。もう諦めて帰ろう。｣
ハ｢嫌だ！どこかこのあたりなんだから。｣
ロ｢Aからもなんとか言ってくれよ…｣
『…この調子じゃ、何を言っても聞き入れてくれないわ。』
ロンが足が冷えて感覚がなくなったと駄々をこね始めた頃に
ハ｢ここだ……ここだった。そう…｣
3人でドアを開けてハリーが走って鏡の方へ向かった。
ふと、ほかの人の気配を感じ、振り向いたけれど、誰もいなかった。
『……？』
確かに誰か居たはず……
ハ｢Aも来てよ！｣
『え？えぇ。でも、もう少し静かに…』
ハ｢いいから早く！｣
『…分かったわ。』
鏡の淵を見ると
鏡の周りに刻まれた文字が変なことに気がついた。
『すつうを みぞの のろここ のたなあ くなはで おか のたなあ はしたは…？』
鏡には、写真に写っていた女の子と男の子、そして私が居た。その後ろには男の子が4人…その光景がひどく懐かしく、切なく感じて涙がこぼれた。そして、それはもう叶わないと、もう二度と見てはいけないと、心のどこかで分かっていた。けれど目が離せなかった。
ハ｢…A？｣
ロ｢どうしたんだ？｣
二人の言葉で我に返った。
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ice(プロフ) - ＭＭさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！もっと面白くできるように頑張りますね！ (2016年7月3日 7時) (
レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
ＭＭ - iceさん» こんちはです！凄いおもろいです！頑張って下さい！ (2016年7月3日 5時) (レス) id: e6b850aa49 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 貝の怯え＊リュフィーネさん» コメントありがとうございます！……そうですね…一人称を変更できるように設定しておきます！貴重なご意見ありがとうございました！ (2016年7月1日 16時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - あ、でも親世代の時代では僕がいいです( ・ω・) (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - はじめましてです！ストーリーの展開が面白いです！更新応援しております！！（あと、私個人的には スネイプ先生は 対外的には「我輩」心の中での一人称でice様の好きな一人称でどうでしょう......教授の我輩呼びすごく好きなんです、心を閉ざした感じがなんとも...w (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ice | 作成日時：2016年1月25日 0時
