飼い主捜索 ページ26
『やっぱりガラガラですね…』
大広間には昼食を食べに来ている生徒や教員はいたが、いつもの賑やかさは無かった。
『…飼い主はここにいますか？』
……
『……。いないんですね？』
ニャー
『…取り敢えず…ご飯を…』
朝から全く食べていなかったのでお腹がペコペコだった。
出入口に一番近い場所で食事を取り終わり、ゆっくりしていると教員の中にスネイプ先生がいないことに気がついた。
『……まさか…スネイプ先生のペット？いや…でも…飼ってそうには…失礼かな？…でも…んー…』
黒猫をじっと見つめていると、黒猫も見つめ返してきた。
『行ってみる価値は……でも、どうして私の部屋の前にいたのかな…？猫が合言葉を知ってるわけはないから…やっぱりグリフィンドール内の誰かの猫だよね？』
と、独り言を呟いているとフレッドとジョージが肩を組んできた。
『?!…あぁ…あなた達ね…』
フレ｢えぇー…もうちょっといい反応してよ…｣
ジョ｢そうそう、もっと女の子らしくね！｣
『女の子らしく無くて悪かったわね。』
フレジョ｢冗談だから拗ねないでよ｣
『…はぁ…そんな事より…この黒猫…誰のか分からない？』
フレジョ｢｢さっきから凄い威嚇してるコイツ？｣｣
フシャー！
『……この子になにかしたの？』
フレ｢俺は何も？｣
ジョ｢俺だって何もしてないぞ。｣
『じゃあどうやったらここまで嫌われるのよ。』
フレジョ｢｢さあ？｣｣
『はぁ…全く…おいで？』
ニャー
フレジョ｢｢ニャー｣｣
『あなた達じゃないわよ。』
フレジョ｢｢ﾁｯ｣｣
大広間を出ると猫が駆け出して角を曲がった。
『……飼い主を見つけたのかしら…？』
…良かった。…さて…取り敢えず…部屋に戻ろうかしら。
そして、部屋に戻り、いろいろな魔法を試して、時々、火事になりそうになったがどうにかして火を消し、部屋の中を掃除した。
『ふぅ…今度から外で試さないと…』
そう言ってベッドに横になるといつの間にか眠っていた。
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ice(プロフ) - ＭＭさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！もっと面白くできるように頑張りますね！ (2016年7月3日 7時) (
レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
ＭＭ - iceさん» こんちはです！凄いおもろいです！頑張って下さい！ (2016年7月3日 5時) (レス) id: e6b850aa49 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 貝の怯え＊リュフィーネさん» コメントありがとうございます！……そうですね…一人称を変更できるように設定しておきます！貴重なご意見ありがとうございました！ (2016年7月1日 16時) (レス) id: 3c37d3bfaa (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - あ、でも親世代の時代では僕がいいです( ・ω・) (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
貝の怯え＊リュフィーネ - はじめましてです！ストーリーの展開が面白いです！更新応援しております！！（あと、私個人的には スネイプ先生は 対外的には「我輩」心の中での一人称でice様の好きな一人称でどうでしょう......教授の我輩呼びすごく好きなんです、心を閉ざした感じがなんとも...w (2016年7月1日 14時) (レス) id: 2fca820d76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ice | 作成日時：2016年1月25日 0時
