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“それでは、３日間の学園祭のスタートです！”
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全校生徒のカウントダウンのあと
軽快な音楽とともに、実行委員のアナウンスが流れると
我先にと、教室になだれ込むように
大野くんや櫻井くん狙いの女の子が、あっという間にふたりを取り囲む。
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「大ちゃん！アロハシャツ、超似合ってる♡」
「ねぇ、今日のフリータイム、一緒に回ろ？」
「あ！ちょっと抜け駆け！私も私も！」
「私、ベリー＆ベリー。大ちゃんの手作りにして♡」
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ふたりとも、本当に人気があるんだけど
やっぱり彼女持ちの櫻井くんより
大野くんの人気は、絶大で…
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智「あほか。フリータイムなんかねぇわ」
「えー、どうして？」
智「実行委員の仕事あんの。ここにも午前中しかいねぇから」
「えー、大ちゃんいないとつまんなーい」
「うちら、実行委員の仕事、全然手伝うし♡」
「大ちゃん委員って知ってたら、私も絶対立候補したのにぃ」
智「おめーら、いい加減注文しろや！//」
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大野くんに怒られたって
女の子たちは全然気にする素振りもなくて
そんなやり取りをそっと眺めていたら
教室の空席も、ほとんどなくなってきて…
相次ぐ注文と、慣れないフロアの仕事に
しばらく忙殺されていると
大野くんに対するものとは
また違った女の子たちの黄色い声が、廊下から聞こえて
何事かとそちらを見遣ってみると
白衣のポケットに左手を突っ込んだ相葉先生が
私を見つけると、右手を軽く上げて
教室の入り口の上枠を、そっと掴んで入ってきた。
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「、先生、」
雅「どう？繁盛してる？」
「はい、まあまあです」
雅「Aちゃんのその格好、可愛いね」
「、ぁ//、ありがとう、ございます、//」
雅「…なんか、悪いことしてる気分になる(笑)」
「、ぇ//？」
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そう、先生が見つめる私の格好は
リコちゃんのお母さん特製のメイド服で
リコちゃんみたいにクールに黒のそれが着こなせなかった私は
少し優しめの、こげ茶色のメイド服
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「…、ゎ、悪いことって//」
雅「ふふ、俺、そーゆー趣味はないはずなんだけど」
「…、、///」
雅「…好きな子が着てると、けっこう萌えるね(笑)」
「…、？、好き、な、？//」
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ハルキ(プロフ) - しずくさん» しずくさん、コメントありがとうございます。私もあのお二人が大好きで、他にもタイトルお借りしちゃってるお話がいくつかあります(^^; いいですよねぇ、彼らの音楽...。今このお話しは休止中ですが、別のお話が完結したら戻って来ます。そしたら是非遊びに来て下さい。 (2020年5月7日 0時) (
レス) id: dcc28921ba (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 初めまして。題名に惹き付けられ(歌ってる二人組が大好きなので)読みだしたら止まらず一揆に読まさせて頂きました。こちらのお話の続きを読みたいです！首を長くして待っていますのでよろしくお願いします。 (2020年4月14日 23時) (レス) id: 9da94b7189 (このIDを非表示/違反報告)
さゆ(プロフ) - こんにちは。このお話、何度読んでも好きです。このお話の先をずーっとずーっと待ってます。いつか続きを読ませて下さいね。楽しみにしてます。 (2017年12月12日 9時) (レス) id: b1ca40d54c (このIDを非表示/違反報告)
yumi(プロフ) - この作品大好きなんです。何時までも待っているので、ぜひ続けて下さい。お願いします。 (2016年12月9日 22時) (レス) id: 50e5f43973 (このIDを非表示/違反報告)
ハルキ(プロフ) - しほさん» しほさん、ありがとうございます(*´ω｀)♪このお話が占ツクでいちばん好き、と言っていただけるなんて、もう嬉しいやら申し訳ないやらです。。。更新再開したら、お待たせした分ふたりを思いきりイチャイチャさせようと思いますので、楽しみにしてお待ちくださいね。 (2016年6月19日 10時) (レス) id: b6e2b0db31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハルキ
| 作成日時：2015年9月15日 8時
