第七話 ページ9
『違う。』
「なんだ……」
「よかったぁ……」
『俺が言いたかったのはサインくださいだよ。てことでサインください。』
俺はあらかじめ用意していた色紙とペンを渡す。
「何処から持ってきたのさ。」
『閻魔様のところ。閻魔様がよかったらあげるよって。』
「………はい。どうぞ。」
『ありがとうございます!……っと。桃太郎さんもここで働いてるの?』
「嗚呼。住み込みで。」
『ふーん…』
住み込みか。
そんいや宿ないな。
『俺、ここ住み込みで働くー!!
んで、桃太郎さんと一緒に寝る!!』
「は!?」
「……えっ?!」
「ちょ、ちょっと待ってAちゃん……?僕は??僕の部屋広いよ??」
『やだ。獣臭いだろどうせ。』
「どうせってなんだよ!!ラベンダーのいい香りだよ!!」
『それはそれで気持ち悪くない?』
桃太郎さんのところは人一人やっと寝れるところらしい。
『ぎゅーってやればよくない?』
「「だめ」」
『…えー。』
強制で豚のところになりました。解せぬ。
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ニッキー(プロフ) - ギオさん» ありがとうございます!!そう言ってもらえるとやる気むんむんです!! (2018年3月6日 20時) (レス) id: eba5204a94 (このIDを非表示/違反報告)
ギオ(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2018年1月23日 0時) (携帯から) (レス) id: 6572e8ab81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼方 | 作成日時:2018年1月15日 22時