第二話 ページ4
『まっ………じかぁ……』
「死んだのわかってなかったの？」
『うん、全然。』
「取り合えず、行きますか。」
『何処に……？』
そりゃもちろん。
「閻魔大王のところですよ。」
えっ。
『あの舌抜かれるところ！？』
「抜かれませんよ。嘘つかなければ。」
『鏡で現世の行い全部見ちゃうんだよね？！』
「嘘つかなければ大丈夫です。」
『痛いことしない？！』
「予防注射に行く幼児かよ。」
『逝くならそこの犬と一緒がいい！』
「もう逝ってますけどね」
・
・
・
閻魔「あっお帰り鬼灯君！シロ君！
あれ？その子は？」
「すみません。ちょっとこの子見てもらいたいんですけど。」
ふっつうのおじいちゃんだあああああ………
なんか安心…
「………？…………んん？？」
「びみょーですよね。」
「うん。ビミョー」
『え、え？』
「グレーゾーンだよこの子。」
「ギリッギリですよね」
「どうしよ。どっちにしようか。」
『……えっ？』
「天国でもいいけどなぁ……地獄でもいいんだよ」
『ええ〜……』
「え？何々？何やらかしたの？」
「窃盗なんですけど……いや、これ窃盗っていっていいんでしょうか。」
『…もしかしてアレ？高校時代、買い物して家にかえって鞄見たら商品はいってたってやつ。』
「それ。しかもちゃんと返してるんだよ………本当にグレーゾーン。」
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ニッキー(プロフ) - ギオさん» ありがとうございます！！そう言ってもらえるとやる気むんむんです！！ (2018年3月6日 20時) (
レス) id: eba5204a94 (このIDを非表示/違反報告)
ギオ(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き楽しみにしてます!!更新頑張ってください!! (2018年1月23日 0時) (携帯から) (レス) id: 6572e8ab81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彼方 | 作成日時：2018年1月15日 22時
