カメの恋前編 ページ19
あれから三ヶ月
「………」
未来は今考えている。
もしかしてリンカとカメは両想いなんじゃないか…と。
最近は曲作りに没頭する毎日。
テストも40いければいいくらいだ。
だが、恋心は正直。
外に出てしまうものなのだ。
そんな時カメからグループLINEに連絡が来た。
『来週の土曜日、一回曲の事は忘れて皆で遊ぼう!集合場所はいつもの家ね。』
それに反応した夕稀は
『来週の土日は私と錬は武道館のイベントあるから無理。』
と返信した。
『私は行けます！』
『オッケー行くね』
とリンカと未来は返信した。
未来の口元はニヤリと笑っていた。
未来の作戦はこうだ。
まずある程度遊んだら好きなタイプとかの話をする。
そしてトイレに行くと言って私はその場から離れる。
そしてあらかじめそういう雰囲気にしてあるから勝手に告白してくれる！
「完璧。完璧だ……！」
後は来週まで待つ。
奇跡的に来週から夏休み開始だ。
カップルがうまれる……！
そう未来は思ってた。
そして一週間が経った。
「皆来たね。」
カメはそう言った。
「どこ行くんですか？」
リンカがそう聞くと
「最近建てられた遊園地!」
とカメが答えた。
「いいねー!早速行こうよ!」
未来はそう言った。
その遊園地で三人はいろんなアトラクションに乗った。
ジェットコースター、メリーゴーランドその他もう名前もわからないものに乗った。
「楽しかったですね！」
リンカは目をキラキラさせながら言った。
「ほんと、めっちゃ楽しかった!」
カメはそう言った。
よし、今だ。
「あのさ、錬と夕稀って仲良いよね。」
未来は作戦に移った。
「でもあれで付き合ってないんだよね？」
「一緒にお風呂まで入ってるのに信じられません！」
カメとリンカは口々に言った。
その頃夕稀とアレンは
「「くしゅん！」」
「うー…誰か噂してんのか？」
「噂ってあの三人かな？」
本番前だった。
「俺は好きな人いるよ」
カメがそう言うと
「私は絶対言いません！」
とリンカも言った。
今かな？
「ちょっと私トイレ行ってくるね。」
と未来は立ち去ったと思わせた。
未来は近くの物陰に隠れた。
「……リンカ」
「何ですか？」
いい雰囲気になってきた！
未来はそう思った。
「俺、実は……」
くっそ何言ってるか全然わからない！
「わかりました。そうだったんですね！」
なんか凄く嬉しそう。
あぁ告白成功したんだな。
その瞬間カメは物陰にいた未来に向かってこういった。
「未来、ずっと前から好きでした！付き合ってください！」
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クロア - 第一シーズンの完結です。第二シーズンがあるので全体の完結はまだしていないので注意してください (2019年5月5日 10時) (
レス) id: b7f6e5ed56 (このIDを非表示/違反報告)
夕稀 - お疲れ様〜今日はありがとね〜 (2019年5月2日 19時) (レス) id: 61fd99fb89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - あぶね。今コメント見た。わかった。 (2019年5月2日 11時) (レス) id: 805aa2e26b (このIDを非表示/違反報告)
クロア - 1:00から2:00まで待っててくんない？家で (2019年5月1日 19時) (レス) id: b7f6e5ed56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - あ、Mirar先輩。私の小説の所に書いとくからまた見ておいてください (2019年4月29日 18時) (レス) id: 805aa2e26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロア | 作成日時：2019年2月20日 19時
