『GETEND』 ページ15
「作ってきたの？」
カメはそう聞いた。
「はい。題名は『GETEND』です。」
リンカはそう答えた。
未来は
「終わりを取る？どゆこと？」
とリンカに聞いた。
「全てにいずれ終わりは来ます。ですがそれと同時に、何かが始まります。この曲の主人公は終わりが嫌いです。ですが新しいことを始めるには終わりを告げなければいけません。そんな曖昧な気持ちを曲にしてみました。」
とリンカは一通り話した。
「いーじゃん!早速楽譜見せて!」
夕稀はリンカにそういった。
「わかりました。じゃあ夕稀ちゃんはこれ、錬君はこっち、楽喜はこれで未来ちゃんはこれです。」
四人はそれぞれ楽譜を受け取った。
「んじゃ、早速練習に入るかー」
アレンがそう言うと
「？どうやって？」
とカメは首を傾げた。
「いやいやいや、冗談はいいから楽喜。」
「この部屋でやるんだよ？楽喜。」
と夕稀とアレンは言った。
「楽器……ないよ？」
「「「「え？」」」」
カメの言ったことに四人は驚いた。
「だって今日、歌詞作ろうと思ってただけだから…ねぇ?テーマさん？」
カメの言ったことにテーマは
「はい。この家には楽器など一つもございません。」
と言った。
それを聞いた四人は思わず力が抜けた。
「練習用買っといてよ…」
未来は独り言のように言った。
それを聞いたテーマは
「楽喜様、必要な楽器を買いに行ってみればいいがでしょう？」
と言った。
「リンカ、今何時？」
カメがそう聞くと
「十一時二十三分です。」
と言った。
「じゃあ昼ご飯ついでに買いに行くかー」
とカメが言った。
「この金持ち思考が…」
アレンは小さな声でそう言った。
一時間半後…
「疲れたー！」
夕稀はそう言って椅子に座った。
「ほんと、車じゃなきゃ大変だった。」
アレンはそう言いながら楽器を準備している。
「早速やるぞー」
カメがそう言うと
「おー」
と未来は言った。
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クロア - 第一シーズンの完結です。第二シーズンがあるので全体の完結はまだしていないので注意してください (2019年5月5日 10時) (
レス) id: b7f6e5ed56 (このIDを非表示/違反報告)
夕稀 - お疲れ様〜今日はありがとね〜 (2019年5月2日 19時) (レス) id: 61fd99fb89 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - あぶね。今コメント見た。わかった。 (2019年5月2日 11時) (レス) id: 805aa2e26b (このIDを非表示/違反報告)
クロア - 1:00から2:00まで待っててくんない？家で (2019年5月1日 19時) (レス) id: b7f6e5ed56 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき - あ、Mirar先輩。私の小説の所に書いとくからまた見ておいてください (2019年4月29日 18時) (レス) id: 805aa2e26b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロア | 作成日時：2019年2月20日 19時
