百五十四:知人に一人あったら四人出会うと思え ページ20
嵐山「さて…姐さん達の昼休憩を邪魔しちゃ悪いんで、俺はそろそろ行くとしますわ。血祭りに」
『あー、うん……すげぇ物騒』
妓夫太郎「あいつホントにヤクザかあああ???」
『そのはず』
街中で堂々と「血祭り」と言いながら立ち去っていく嵐山の背中を見送りながら、ご最もな妓夫太郎の疑問に憶測で答える。私も甚だ疑問だよ。
「どちらかと言うと人斬りみたい」と呟いた堕姫には激しく同意である。血祭りって言ってるあたりそっちの方があてはまってる。
『はぁ…さて、早くお昼食べに……』
「あれ、お前また従業員雇ったのかよ!!!」
今度は誰だよ……
舌打ちしつつ声の主を見ると、プー太郎だった。
『何よプー太郎』
銀時「プーじゃねぇし、一応店主だし」
『パチやらキャバやらで金吸ってる時点でお前はプーだよ、認めろ坂田プー時』
銀時「ざけんな」
私と銀時が睨み合っていると、新八君と神楽ちゃんは私達を放置して後ろの堕姫と妓夫太郎に興味を向けていた。
新八「お二人共夜兎なんですか???」
堕姫「まぁーね」
妓夫太郎(夜兎ってなんだっけ……)
神楽「Aのところは夜兎が多いアル…ホントに夜兎かヨ」
堕姫「何よ疑ってんの?」
神楽「別に、お前らに興味なんてないヨ」
堕姫「何こいつすごくムカつく」
鼻をほじりながらあからさまに興味なさげに呟く神楽ちゃんにややキレ気味の堕姫。私の気持ちが分かったか。
銀時「確かに、何でお前のとこに夜兎が集中してんだ?フェロモンでも出してんのか」
『なんのフェロモンだよ』
鬼を呼び寄せるフェロモンとか願い下げだよ。何のいじめだよそれ。
ジト目で銀時を睨みつけていると、銀時はあろう事か「つーか、アイツすげーべっぴんだなー」とか堕姫を見ながらほざいていたので腹パン決めた。
銀時「おま、いってぇぇぇぇ…」
妓夫太郎「何してんだああああ??」
『いや、変な目で堕姫見てたから』
妓夫太郎「………………」
チクったらお兄ちゃんが蹲ってる銀時を踏みつけ始めた。何を言ってるのかは知らんがなんか脅しつけてる。
頼もしいけど怖いな、この兄ちゃん。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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荊姫(プロフ) - 阿呆代表の神さん» コメントありがとうございます!兄貴と夢主が出会うのはいつになるかな…?お楽しみにー! (2020年4月10日 19時) (レス) id: 2b5715eac5 (このIDを非表示/違反報告)
阿呆代表の神(プロフ) - 星海坊主篇かー!しかも兄貴登場…っ!! これは更進が待ち遠しいぜっ!! (2020年4月10日 19時) (レス) id: 10eaece567 (このIDを非表示/違反報告)
荊姫(プロフ) - シリアスクラッシャー戒さん» 読んでいただきありがとうございます!えッ、マジですか!!!これからも頑張ります!ありがとうございました! (2020年4月5日 22時) (レス) id: 2b5715eac5 (このIDを非表示/違反報告)
シリアスクラッシャー戒(プロフ) - 読ませていただきました!はい、滅茶苦茶面白いです!正直私程度の作者は貴方様の作品が素晴らしいのでアドバイスは…思いつきません!!更新、頑張ってください!! (2020年4月5日 22時) (レス) id: dea2534335 (このIDを非表示/違反報告)
荊姫(プロフ) - 阿呆代表の神さん» コメントありがとうございます!おまかせを! (2020年4月4日 22時) (レス) id: 2b5715eac5 (このIDを非表示/違反報告)
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