侍の国で鬼達と暮らします(二)【鬼滅の刃】【銀魂】

百三：覚えてないならもう無意味じゃんか！ ページ16

その日の内に作戦は決行されることになった。


決戦は奴が現れるという夜。


それまでの間に武装してり、瓦割ったり、訓練したり、敷地内の武装として地雷仕掛たりとか色々あったが、とにかくこの夜が大切だ。


ちなみに既に強いであろう黒死牟には、地雷をしかけまくってもらった。


その様子に新八君は「戦争でもする気か！」とツッコミを入れていたが、お妙はそれを一蹴する



お妙「新ちゃん、ここはも戦場よ。遊び気分なら帰りなさい｣


新八「姉上、ここが僕の帰る場所なんですけど｣


『戦場が帰る場所とはよく言った、それでこそ侍よ』


新八「いやAさん…そーゆー意味じゃなくて……｣



しばらく待ち続けるが誰も来ない。


暑いし、蚊はいるし、ふんどし仮面なんて来ないし…凄く最悪の気分だ…。


そう考えているのは私だけではなく、近藤と黒死牟を除く全員がイライラしているようだ。


そしてとうとう私は参加していないが言い合いに発展、場を収めようと何か買ってくると言って近藤が隠れていた茂みの中から足を踏み出す。



「ハイハイ。じゃ買ってくるから、おとなしくしてなさいよ…ったく、しょーがない奴ら…」



そして、足を踏み出した瞬間に近藤は何故か知らないが爆発した。


そこでようやく私は、あ〜そういえば地雷しかけてたなぁ…という事を思い出し手を叩く。



お妙「…あら近藤さんが爆発したわ」


神楽「あー暑かったからアルヨ」


黒死牟「そんなわけ…あるか…」


銀時「しかけた地雷ふんだんだよ、バカだね〜｣



確か仕掛けたのって黒死牟だったよね〜、なら全部場所がわかるんじゃ…と、何気なく黒死牟を見たら聞き取りにくい声量で「こんな所に…しかけたか…？」と呟いていた。


それを聞いた新八君、やや蒼白い顔で尋ねる。



新八「こ、黒死牟さん…何処に仕掛けたんですか……？」


黒死牟「……………………色々な場所だ」←



全｢｢｢……………………｣｣｣




お妙「大変だわ。明日、新聞配達のオジさんが爆発するわ｣


新八「言ってる場合ですかァァ‼僕らこっから身動きとれなくなっちゃったんですよ！もう泥棒とか言ってる場合じゃねーよ‼｣


『それどころじゃないわよ、ここにいる全員家に帰れないじゃないのよ』


黒死牟「……掘り起こすか」



下手に掘り起こしたら爆発するよ？


掘り起こしに行こうとする黒死牟を止めていたら家の屋根の上に人影が


「アハハハハハ！滑稽だ！滑稽だよ、お前ら‼｣

百四：最悪のタイミングで出てきやがったよアイツ→←百二：そんなはしたないもの、貰うものか

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