侍の国で鬼達と暮らします(二)【鬼滅の刃】【銀魂】

九十九：大事なものを干す時はしっかりしなさい ページ12

『………………』


黒死牟「…………どうした…柱と睨み合って……？」


『…………ない……』


黒死牟「……何がだ…？」



『夜に干していた下着……消えた……』



黒死牟「………………」



黒死牟＆A｢『………………』｣






，








童磨「……犯人誰かわかるの？」


『分かるわけないじゃん!!!昨日は夜中はずーーっと今で本読んでたから部屋には戻ってないし……いつ無くなったのかもわからない』



現在、下着を無くして落ち込み中の私はどうでも良さそうな顔をする無惨と猗窩座を含め、珍しく落ち込む私を心配する黒死牟と童磨の4人と話していた。



無惨「管理の下手な女だ……何故自室で物を無くせる？しかも下着を…」


『知らないわよ！私が聞きたい！』



いちいちムカッとくる無惨の発言にクワっと顔を上げては言い返す。


まぁこいつなら言うと思ったよ。


そう割り切って不貞腐れていたら、ニュース速報に私は目が行った。



＿＿速報です。先週より多発していた下着泥棒に関しての新たな情報です。




下着……泥棒…？


どうやらフンドシ仮面という下着泥棒が、江戸中の女性の下着を盗み、持てない男性たちに配って夜な夜な駆け回っているのだとか……。


と、いうことは……



童磨「…A殿のも…アイツに？」


黒死牟「有り得なくはない」


猗窩座「そういえば、昨日変な奴の気配がしていたがまさか……」


無惨「そいつじゃないのか？」


童磨「ならそいつを捕まえれば……って…!?」


『ふーーーーん…フンドシ仮面ねぇ〜〜〜???そいつとっ捕まえればいいわけね？分かった分かった……』


童磨「…………ひ、人殺しの目をしてる…!!」


無惨「ダメだな、もうこれは手のつけようが無いぞ」



4人の話など全く聞いていない私は、密かに打倒フンドシ仮面のスローガンを掲げて『とある奴ら』に電話をかけた。

百：履いてないからどうこうの話はいいんだよ→←九十八：悩むぜ、童磨さんは

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