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日が沈み、ペンション付近の街灯に明かりが灯り始める。
ゴールデンウィークに引き続き今回もバーベキューをすることになりそれぞれが肉や野菜に箸をのばすこと早数十分。
「君たちは最近ご飯食べてなかったんか？」
男4人(大食い)と女1人だからまあ肉10人前もあれば十分だろうと思っていた過去の私へ。
大間違いだったわ！
ここにいるのはヒトじゃねぇ掃除機だよ！ダイソンだよ！
ジミン、テヒョン、特にジョングクくんの食べる勢いがすごい。
…えっ、噛んでる？
「あほんああほのひくほおおいひいほのはあいね！」
「テヒョンア口の周りにご飯粒付いてるよ」
「食べてから喋りなよ」
「遊んだあとの肉ほど美味しいものはないね！」
「肉足りなさそうですね」
10人前買ったのに？
「追加で買ってくるわ。
Aついてこい」
10人前k(略
．
「お前肉何人前買ってたんだよ」
車に乗り込み近くのスーパーまでの道のりでユンギくんに尋ねられる。
「10」
「それは足りねぇわ、15はいるだろ」
「運動部の男子校生並みじゃん」
「そいつらはもっと食うだろ」
「何それ破産する気？」
．
肉5人前を追加しペンションに戻ると3人の姿が見えない。
トイレか？……3人で？？(困惑)
ペンションの中を覗くが中は真っ暗、人影もない。
「ジミーン、テヒョーン、ジョングクくーん？」
電気をつけようと声をかけながら壁伝いに歩く。
パチッ
「何これ…」
『A』
『Happy Birthday!』
目の前に広がる光景に驚きのあまりその場に立ちつくす。
パーン！パーン！
「「A、お誕生日おめでとう！」」
「ヌナおめでとうございます！」
「おめでとう」
「…」
「A？」
「泣いてるの？」
「先に言っておいてよ…」
「ヌナ、サプライズって知ってます？」
「みんなありがとう…」
「ほら、早く泣き止んで火消せ」
「ユンギくん情緒って知ってる？」
みんなにお祝いしてもらったあと買ってきた肉やら用意されていたケーキやらを食べながらはじまる酒盛り。
ちなみに最初みんながお酒を飲んでいなかった理由は私の誕生日を祝うときに記憶がない状態が嫌だったらしい。
いや〜愛されてるな私！(酔ってる)
＿＿＿＿＿
「Aたちが帰ってくる前に飾り付け終わらせないと！」
「急げ〜急げ〜！」
「ジミニヒョンH歪んでます！」
「！？」
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作者名：凛月 | 作成日時：2017年4月26日 0時
