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「あ"〜二日酔いだぁ〜…」
「俺も二日酔いだー！」
「あんたは言いたいだけでしょ」
「おはようございます」
「おはようジョングクくん」
「ヌナ、あの後大丈夫でした？」
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あの後。
イケメンと顔の長い人は自分の友達だから、とユンギくんが送り届けてくれることになり、私はかなり酔っていたジミンとなぜか酔っていたテヒョンを送ることになったのだが。
ジミンとテヒョンが住んでいるマンションまでタクシーで行ったもののジミンは爆睡のためタクシーから降りようとせず、テヒョンは降りたはいいが訳の分からない方向へ歩き出す始末だ。
運転手さんに手伝ってもらってなんとかタクシーから降ろしたジミンをテヒョンの背中に乗せたその時。
ジミンがテヒョンの背中で吐いた。
泣き出したテヒョンを宥めながらジミンを部屋に運びテヒョンをシャワー室に押し込むと私はゲロ処理。
部屋に戻ると目が覚めていたジミンが謝ってきた。
テヒョンは拗ねているらしく謝っても返事がないそう。
半泣きのジミン、可愛い。
私もテヒョンと同じように無視を決め込んだ。
罪悪感からなのか、とうとう泣き出したジミンを見てテヒョンと一緒にゲラゲラ笑いながら3人で笑い疲れてそのまま寝た。
………あれ、私酔ってた？
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「うん、まあ」
「なら良かったです」
そう言ってニコッと笑うジョングクくん。
その笑顔が何故か心に沁みた。
歳かな。
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「くっそ〜あいつら先に帰りやがって」
私だけ残業。
「ジョングクくんはまだしも昨日誰が家まで送ってやったと思ってんだ」
などブツブツ文句を言いながらエントランスをくぐる。
「A」
「あれ、ユンギくんだーなんか久しぶり」
「アホか、乗れ帰るぞ」
いやアホて。
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作者名：凛月 | 作成日時：2017年4月26日 0時
