ちょっと一発いいですか？ 【青葉城西】

限界…… 22 ページ24

夢主side

「……ろ………や……きろ！」

貴「はいー！何でございましょう。」

花「やっと起きたかー。もう着いたぞ。美和ちゃんもう降りたぞ。」

えっ、嘘でしょー。

貴「急いで降りて美和のとこ行ってくる。」




めっちゃ走った。疲れた。

美「Aちゃん、そんな走んなくても良かったのに……」

貴「いや…美和……を待た……せる…わけには……」

どうしよ、息切れが半端じゃない。

早く行かなきゃね。マネと選手は別行動だったよね。

宮瀬ちゃんは、及川にひっついてるけど別にいいよね。

貴「美和、マネのとこ行こー。」

美「うん。あっちだったよね。」

うちと美和は話しながらそこまで行った。若干駆け足で…

他のマネを待たせるわけにはいかないからね。





貴「ごめん！遅れちゃった？」

潔「大丈夫だよ、A。」

雪「うんー。本当に待ってないからぁー。」

雀「心配しないでいいよ。今自己紹介いる人だけしたから

お願いしていい？」

貴「うん！潔子とかおりと雪絵は知ってると思うけど、

青葉城西3年有坂Aです。よろしくね。」

うちの従兄弟が梟谷だから、2人とは仲いいんだよね。

美「えっと、青葉城西1年佐倉美和です。よろしくお願いします。」

雀「よろしくー。A、久しぶり。青城って、

もう1人マネがいなかったっけ？」

貴「あ、うん。そうなんだけど、及川にひっついてたから置いてきた。」

正直でいいよね。うん。

潔「そういう子って仕事してないんじゃない？」

すごいよね潔子。勘が鋭い。

貴「実は、そうなんだよね。だから、うちと美和は

あいつらに嫌われてるんだよね。」

美「私なんて、入って1日目で雑用押し付けられました。

何もしてなくても……」

美和よく言った。その通りだ。

雪「それはひどいねぇ。でも合宿では私たちもいるから頼ってねぇ。」

仁「わ、私も手伝いますっ！」

貴「ありがとう。みんな。迷惑かけるかもだけどごめんね。」

みんなとっても優しい。

利用したくはないけど、これで味方ゲットかな………

妃「すいませぇーん、遅れましたぁー。何でA先輩達

妃奈のこと置いていくんですかぁー。」

あっ、やっときたか。

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