ちょっと一発いいですか？ 【青葉城西】

限界…… 17 ページ19

夢主side

次の日、うちは、美和と待ち合わせして朝練に来た。案の定体育館は

めちゃめちゃにされていた。

ボールは破裂しているものや、空気が全部抜かれているものがある。

ボトルも散乱している。

犯人は明らかだ。

貴「宮瀬ちゃんやりやがったな。」

美「私のせいにしようとやられたんだよね。どうしよう………」

貴「大丈夫。うちと2人でやったって言われるから。

対処も考えてるし。」

そろそろあの子と及川くん、岩泉くんが来る……………



ガラガラ

及「ヤッホー……って何これ！」

岩「こりゃひでぇな。お前らか？」

そう言って岩泉くんは、こちらを睨む。

妃「あ、あの、はじめ先輩。昨日の鍵係は妃奈じゃないので

この2人だと思いますぅ。それにぃ、美和ちゃん昨日ボトル洗い

押し付けて来て……………」

及「それほんと？妃奈。」

妃「はぃ。美和ちゃんは、ちゃんと仕事してくれると思ってたのにぃ。」

えっ、あなたの頭、ネジ何本か無くしてんじゃないですか？

だ い じ ょ う ぶ で す か ？

岩「お前らほんとに何なんだよ。Aは前からだったけど、

佐倉、お前もなのか！こんなことするために入ったんじゃないよな。」

及「A、本当に何なの？佐倉ちゃんになんか吹き込んだんでしょ。

佐倉ちゃん、そうでしょ？」

本当に勝手なこと言いすぎ。もう限界なんだけど………

美和がどうしたらいい？みたいな顔でこっち見るし。

もういいや。思ってること全部ぶちまけてやる！

貴「及川くん、岩泉くん、宮瀬ちゃん…………

ちょっと一発いいですか？」

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