いたずらっ子は愛される！？【青葉城西】

いたずら34回目 ページ35

夢主side

貴「ナニイッテルノカナ？」

美「だから、なんであんたは男子に嫌われないのよって！」

貴「知るわけないじゃん」

てか、いつの間に小文字なくなったの？

美「じゃあなんで私は嫌われんのよ！」

貴「しつこく話しかけすぎだからじゃん！」

美「は？」

貴「赤葦、困ってたし。後『あのぉ』とか小文字があるから」

美「え……小文字があったら可愛く見えるんじゃないの？」

どこ情報だよそれ。絶対間違ってるからね！

貴「まあ、そういうことだから。もう戻るね」

美「え！？ちょ」

私は、何か言いかける美舞ちゃんをスルーして中に入った。

貴「黒尾さん、あんたのドリンク作って来ましたよ…って」

黒「え、あったけど？」

黒尾さんが持ってるスクイズを見て私は思った。

なんてことだ！！それ私の！最悪じゃん！！

貴「それ私の！これがあんたのだよ！人の飲みやがって！」

黒「敬語！敬語外れてる！これ俺のじゃなかったの！？」

夜「だから言ったじゃねえか！それお前のじゃねえだろって」

夜久さんに言われてなお気づかなかったの？

どうかしてるよ！

貴「ほんと意味分かんないんですけど！」

黒「ほんとごめん！だから、な？」

何が『な？』だよ。ふざけんな。

私の必殺技をお見舞いしてやる！

貴「ふざけんなよ！」

黒「グヘッ！…お前何してくれてんの！普通に痛えよ！」

飛び蹴りをお見舞いしてあげたんだ。

私の一番の得意技なんだ！

及川さんにやってもいいかもしれないね！

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