いたずらっ子は愛される！？【青葉城西】

いたずら1回目 ページ2

夢主side

貴「今日は何しよっかな〜」

彩「毎日毎日よく飽きないよね」

貴「飽きるわけないじゃん！よし、今日は及川さんにしよう」

彩「及川さんにするんだ。何するの？」

どうしよっかな…

貴「とりま、放課後及川さんを屋上に呼び出す！」

彩「屋上？」

貴「うん！告白と思わせてから部活の話するわ」

及川さんがどんな反応してくれるか楽しみだな。

彩「なんか及川さんがかわいそうだわ」

貴「やっぱ無難に手紙かな…私が書いたらバレそうだから彩音手伝って！」

期待を込めて彩音を見つめる。

彩「はいはい。なんて書けばいいの？」

貴「放課後屋上で待ってますって書いて！」

彩「紙貸して」

貴「はい！いつも常備してる可愛い便箋」

彩音に渡した便箋は薄いピンクに音符が散りばめられてる。

可愛いよね、音符って。

手紙は昼休みに靴箱にでも仕込むか。

彩「A、書けたよ」

貴「ありがとー」

私は放課後が楽しみでルンルンしながら席に戻った。

ガンッ

貴「ちょっと何すんのさ、矢巾」

こいつもバレー部なんだけどいちいちイラッてくるんだよね。

矢「さっきの話聞こえてたけどいたずらもほどほどにな」

貴「矢巾には関係ないでしょ」

ほんといちいち首突っ込んでくるな。

矢「まあ、あんま興味ないけど」

貴「なら聞くなよ」

矢「まあ頑張れよ。くらげ」

貴「くらげじゃないし、み づ きですから」

なんでくらげかって？

だってくらげ漢字にしたら海月じゃん。

私の名字になるんだよ！

及川さんも私のことくらげちゃん☆とか呼んでくる。

よし、





及川さんのいたずら追加しよう。

八つ当たりしてやる！

私はまた計画を練り始めた。

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