30話 ページ33
《気合いだ!!気合いだ!!気合いだァァァ!!!!》
うるさ、寝起きの耳が死ぬ………
起きるために熱血な感じのアラームにしたのは間違いだった。
でもまあ、起きれたしいいか〜。
しょうがない、バスで寝よう。
そうときまれば準備だ〜。
おにぎり持って、ポッキー詰めて、充電器とスマホも入れる。
あと忘れ物はないはず。
安心して出発しよう、とその前に。
はじめに電話してみよう。
『はじめ、起きてる?起きてる?』
岩「出てんだから起きてるに決まってんだろうが。それより、どうした?まだ行くには早いぞ?」
『バスで寝るために、もう出ようと思って。はじめは、まだ来ないの?』
岩「いや、もう行く。」
『でも、まだ早いって………』
岩「Aが行くって言うなら、俺も行く。待ってろ、迎えに行くから」
………切れた。
即断即決って、こういう事だよね。
いいなぁ。私は、即決っていうより雑だから。
よし、外出よう。
はじめが来たらすぐ行けるようにしないとね。
荷物持って、なんかして待とう。
………と思ったんだけど。
『着くの早いね、はじめ』
岩「朝の運動だと思って、走ってきたからな。」
『でも荷物持ってたり………』
岩「できるだけ、お前を待たせたない為だよ。まあそこまで遠いわけでもないし荷物自体もそこそこ軽いし、無理はしてない。」
『…へへ、ありがとう。でも、無理してないことくらい、わかってたもんね〜。』
岩「………そうか、ありがとな。よし、行くか」
『うん』
合宿はめんどくさそうだし、自由がなさそうだけど、頑張らないと。
ただのお手伝いでも、役に立てるようにしないとね。
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ツッキー - こんにちは。初コメ失礼します。凄く面白いですね!私も、小説を書いているのですが帝亜さんのは凄く面白いしたのしいです!更新頑張ってください! (2021年1月26日 12時) (レス) id: 14dd5b075d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帝亜 | 作成日時:2020年8月1日 16時