21話 ページ24
『1年生くん、説明お願いしまーす』
金「はい!任せてください!」
国「金田一は頼りになりますよ。ぜひこいつを頼りにしてください。」
金「国見、サボんじゃねえよな!?」
国「じゃあ行きましょう。上から順に説明します、金田一が。」
金「は!?人任せにするな国見!」
仲いいなあ。
国「仲が良いのとはちょっと違います。中学からの付き合いなんで、一緒に居て楽なだけです。」
……後輩にまで心を読まれるとは。
読めたとしても、それに関して何か言うのは、遠慮したっていいじゃないか……。
私、弱いな。
国「俺が強いんじゃないですか?あ、金田一は多分先輩の思ってること分かんないと思います。」
『……そっか。』
金「何の話ですか!?よく分かんねえっスけど……一番上に書いてるのは、スポドリについてっスね、こっち来てください!」
…………彼は天使なのかな?
周りが楽園に見える。
〜〜〜(´▽`*)
金「ここが水道です!」
水道って…………え?
外?
いくら体育館のすぐ横だとしても、外ですよ?
暑い…………
国「小型でよければ扇風機の風当てておくんで、説明聞いてやってください。」
『おお…………涼しい』
金「説明していいですか?えっと、スポドリはここで作ってもらいます。容器があるので、それに粉と水をこれくらい入れて、振ります!」
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
結構楽しそうに振ってるね。
この子、男子バレー部で一番の癒しじゃない?
国「じゃあ他の人はどういうポジション(性格的な)だと思ってるんですか?」
『及川くんは頼れない主将、花巻くんが自由人。松川くんがお父さん、はじめはオカン。
矢巾くんは旅芸人、渡くんが僧侶、国見くんが魔法使いで金田一くんは回復のスペシャリスト的な。』
国「途中でRPGみたいになってますよ。RPGにするなら3年生4人はどうなるんですか」
『及川くんは大魔王、花巻くんが錬金術師、松川くんは酒場の店主、はじめは武道家』
金「…………よし、できた!こんな感じです。分かりましたか?」
『あ、うん、ありがと〜。今やってみてもいい?』
金「もちろんです!これに粉を入れて、水はそのくらい……で、振って完成です」
ガッシャ…ガッシャ…ガッシャ…
金「もうちょいはやく振ってください……」
『わ、わかった…』
ガッシャ、ガッシャ、ガッシャ
金「もっとはやく!」
『…………難しいな』
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ツッキー - こんにちは。初コメ失礼します。凄く面白いですね!私も、小説を書いているのですが帝亜さんのは凄く面白いしたのしいです!更新頑張ってください! (2021年1月26日 12時) (レス) id: 14dd5b075d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:帝亜 | 作成日時:2020年8月1日 16時