男前オカンな彼氏が優秀すぎる。【岩泉一】 (ページ20)

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18話ページ20

『最後は及川くんだね～。』

岩「変なこと質問したら上から力かけて潰すからな」

及「ねえなにそれ今までで一番具体的で怖い」

矢「いいじゃないですか及川さん。俺、京谷のこと叱ったら《すり潰す》って言われたことありますよ。粉々にすり潰されるより、単に上から潰されるほうがマシじゃないですか」

及「え、矢巾おかしくなった？〚単に〛上から潰されるって……え？というか粉々にすり潰されたことあるの！？」

松「はいはい、落ち着け及川。質問どころか、昼飯食うこともできなくなるぞ？皆、あと20分だからな、急いで食べながらにしろよ。」

『…………』

岩「……どうしたA？松川の言う通り、時間なくなっちまうぞ。おかずが必要ならやるから、食え。な？」

『…………』

岩「……おい、ホントにどうした？」

松「大丈夫か宮古？なあ岩泉、どうする？」

『あ……うん、大丈夫。思ったこと言ってもいい？』

岩「ああ、なんだ？」

『はじめはお母さんみたいだなって思ってたんだけどさ……

松川くんはお父さんみたいだなって』

岩・松「は？」

「「「「「わかる」」」」」

松「え？いや今の一瞬でそんなこと思ったの？てか皆してわかるってどういう事？」

岩「俺母親みたいって思われてたのかよ！？」

及「いや、岩ちゃんはお母ちゃんでしょ！まっつんも、確かにお父さんっぽい……でも普通そこは主将であるこの俺だよね！？」

国「はじめお母さん、オイカワサンがうるさいです」

矢「一静お父さんも、どうにかできませんか？」

松「しょうがないな……及川、だめだぞ。母さんを困らせるようなことはするんじゃない」

岩「国見、矢巾、その呼び方はするな！松川、どうせ面白そうとか思ってたんだろ、だからって、ノリでそういう喋り方するんじゃない！ああもう、飯食う時間マジで少ないじゃんか！」

『自分で言っておきながら似合いすぎるって思った』

渡「わかります」

花「否定しておいて、その後言ったことがもう母親っぽいよな」