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1話 ページ2

きーんこーんかーんこーん……

…ってチャイムがなりました。

もう……いや、やっとお昼ご飯かぁ。

いっつも眠いんだけど、授業中は先生が圧をかけてくるから寝れないの。

分かる?

けっこう余裕があって自由なこの時間、私は今日こそ寝て……

岩「おい、お前寝るつもりか?」

『………はじめ?』

なんと、今日はバレー部メンバーで食べるとか言ってたはじめがいるじゃないですか。

『どうしたの?バレー部メンバーで食べるとか…』

岩「そんなん、お前が心配だったからにきまってんべ。
  どうせ飯食わずに寝ようとか考えんだろ」

『…なんで、わかるの? すご〜い』

岩「お前をこの学校で一番分かってんのは、俺なんだよ」

ふーん。 なんかこう…そうさらっと答えられると……

照れる……。

岩「ま、寝てもいいが、せめて飯は食ってからにしろよ。

  今日は何を持ってきたんだ?」

ふっふっふっ。

『じゃじゃーん、ぽっきー〜〜!』

岩「おかずは?」

『ええっと、


  無い、かな……』

違うんです、ポッキー以外食べたくなかったとか、そういうことじゃないんです。
おにぎりちゃんと作ったけど忘れただけ!

 ……なんて言い訳を言ってる訳じゃないけど、はじめは顔を見て察したようだった。

ハァ… と大きいため息をついた。

まさか怒られる!?

『あ、あの、はじめ、その…』

岩「おい、怒んねーからびくびくすんなって。

  俺の分けてやるよ。 ついでに、感想も聞かせてくれないか?

  まだ作るのは慣れなくて味とか不安だから」

『いいの?へへ、いただきま〜す。

 !! おいしい!』
岩「!!本当か?」

本当においしい…

玉子焼きはふわっとして少し甘くて
唐揚げは柔らかいお肉にさくさくの衣が最高
サラダは見た目がきれいでびちゃびちゃしてないのに絶妙な味

最高。

岩「そうか。

  将来は、Aの飯も作ってやりたいな。」

『将来、はじめがご飯を作ってくれるの?』

岩「おう!作って欲しいなら、だけどな?」

『もちろんだよ。 それまでも食べれるなら、食べてたいし。
 
 …でもいまは、もういいや〜。 さっきよりねむい……

 ……後で起こしてね。おやすみ、はじめ。』

岩「……おやすみ。」

はじめのご飯のおかげかな?

今までより大分いい夢みたかも。

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設定タグ:ハイキュー , 岩泉一 , 青葉城西   
作品ジャンル:恋愛
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ツッキー - こんにちは。初コメ失礼します。凄く面白いですね!私も、小説を書いているのですが帝亜さんのは凄く面白いしたのしいです!更新頑張ってください! (2021年1月26日 12時) (レス) id: 14dd5b075d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:帝亜 | 作成日時:2020年8月1日 16時

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