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シュンさんに勢いで連れてこられた先は
私の家の近くのお店で。
何度か前を通った事はあったけど、てっきり人の家かと思ってたそこは、
二葉廉太郎(ふたばれんたろう)さんという、ちょっと濃い目のイケメンが経営する
カフェだった。
シュンさんが言うには、どうやらココが明日のパーティーの会場らしく。
ハルさんは私に飾りつけもお願いするつもりみたいだから
事前に見ておいた方がいいんじゃないかって事で連れてきてくれたらしい。
「私、飾りつけもするんですか？」
「え？だって、デザインで賞取ったんでしょ？」
ハルさんが言ってたよ？
そうキョトンとした顔でシュンさんに聞かれたけど。
「その賞って、広告デザイン賞で…ま、確かにPCでデザインはしますけど、」
「じゃ、大丈夫じゃん！ねっ？」
と言ってニコニコするシュンさんを見たら
何を言っても無駄な気がしてきた。
「ま、俺も手伝うし、とりあえず座れば？」
私の諦めを察してくれたのか、
二葉さんがちょっと苦笑しながら声を掛けてくれたので
シュンさんとカウンターに並んで座る。
「腹減ってない？何か作ろうか？」
「はいはいはい！俺から揚げ！」
「お前じゃねぇよ！Aちゃんに聞いてんの。ハルさんにも頼まれてるし」
仕事しだすと盲目的に働いて食事も忘れるらしいってエレナから聞いたらしくて。
そう言われて、ご飯も食べずにこなしていた事に気付く。
「じゃあ、お言葉に甘えて…二葉さんのおススメを」
そう言ったら、二葉さんがふっと笑って
「今の一言でAちゃんがどれだけ頭良くて仕事できるのか分かったわ(笑」
と言った。
「なんでなんでー？どこで？どこが？」
シュンさんはさっぱりわからない、といった風に身を乗り出して二葉さんに聞いている。
「お前は、自分の好きなモノを頼んだじゃん」
「うん」
「でもAちゃんはさ、俺のおススメをって言ったんだよ」
「それは俺だって聞いてたよ！」
「そう言われたら俺は今作れるベストのモノを出さなきゃいけなくなるワケ。俺の腕前もわかって、品定めも出来る。」
「私、そんなつもりで言ったんじゃ、」
「分かってるよ。でもそう言われた事で、俺は絶対うまいもの出してやる！って思った。何か、久々にヒリヒリするわ(笑」
「何か…すいません」
そう謝ったら。
「謝る必要ないよ。旨いもん出すから」
そう言って笑ってから、腕まくりをして調理を始めた。
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たま(プロフ) - あゆみさん» あゆみさん、こんばんは！コメ有難うございます♪そうなんですよねー、コロコロバイキング終わったところで問答無用でテレビ消されたんですよねー(ﾉ_-｡)恐るべし、3歳児！です＾＾； (2014年7月4日 21時) (
レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - おかーさん、寝るよ。に爆笑してしまいました。本当いいタイミングで？言ってきますよね、子どもって。 (2014年7月3日 22時) (レス) id: 8de612b985 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - たまちゃん。さん» たまちゃん。さん、初めまして！コメ有難うございます〜♪どうでしょう仲間がココにいたぁ((*´∇｀人´∇｀*))) ｽﾘｽｰﾘ♪ こっそりお邪魔してくれてたんですね〜＾＾更新遅くて申し訳ないですが、最後までお付き合いくださいませ！宜しくどうぞ＾＾ (2014年6月30日 1時) (レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん。(プロフ) - はじめまして！いつもこっそり お邪魔しているたまちゃん。と申します！『水曜どうでしょう』私も観てます(笑)親近感沸いて思わず書き込みしました。これからもこっそりお邪魔します。 (2014年6月29日 23時) (レス) id: 294f7a4d90 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - たくりーさん» たくりーさん、いつも有難うございます〜＾＾んふふ〜♪どうなるんでしょうね〜(*´∀｀)楽しみにしててくださいね〜期待を極力裏切らないように頑張りますね〜！ (2014年6月20日 23時) (レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たま
| 作成日時：2014年6月16日 21時
