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社用車を運転した事はあっても
人様の車、しかも高級車を運転する事なんて初めてで。
ぶつけない様に慎重に、でもスピーディーにリストに書いてある場所を回った。
「お疲れ様です。私、貴田の…」
と一言いえば、どこへ行っても
「あ、ハルさんのね〜ちょっと待ってて」
と言ってすぐ荷物を手渡してくれて、スムーズに事が進む。
残るは、1件。
貴田さんが【要注意】と言っていた所だ。
…引き止められない様に。
そう心の中で唱えて車を降りると、待ち構えていたのか入口に人が立っていた。
「お疲れ様です。私、」
「ハルさんとこの子でしょ？さ、入って入って！」
「は、はい」
どうぞどうぞーここ座って、とニッコニコの笑顔で言われて
他の女性社員が『私が…』って言っても
俺がやるからダイジョブだよー！なんて笑顔で言っているのを見て
何だか断り切れずに言われた場所に座る。
「コーヒーと紅茶、どっちがいい？」
「いえ、私は」
「どっちが好き？」
有無を言わさないその笑顔。
答えないとこの会話が終わらない事も
ここから逃れられない事も何となく分かって、
「…紅茶、で」
と答える。
「紅茶ね。りょうかーい」
と鼻歌唄いながら紅茶を入れる彼に
完全にペースを掴まれて、
貴田さんが『最後に』と言った意味が分かった気がした。
・
・
・
「…ありがとうございます。いただきます」
紅茶を出してもらったお礼を言うとニカっと笑った後話し出す。
「俺、岡野瞬(おかのしゅん)っていうの。シュンって呼んでね！君は？あ、もちろん下の名前ね」
「…A、です」
「Aちゃんね。ハルさんのところはいつから？大変じゃない？あの人」
「いえ…私、今日明日だけのヘルプで」
「あ、そうなんだー！」
「で、岡野さん」
「シュン！」
「シュン、さん。貴田さんに頼まれてたものは、」
「うん、あるけど、そんなに急がなくても良くない？」
「いえ、帰って確認してもらわないとなので…」
そう言って何とか出してもらおうとするも、
あ、そうなのー？なんて言いながら、目の前で電話しだした。
私と話してる最中に誰に？と思ったら。
「あ、ハルさーん？ね、この子飲みに連れてってイイ？」
相手は貴田さんで、しかも私の了承も得ずに電話の相手に了解取ってる。
「え？あーうんわかった！じゃ、あとでねー」
って切った後
「じゃ、行こっか♪」
と笑顔で言われた。
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たま(プロフ) - あゆみさん» あゆみさん、こんばんは！コメ有難うございます♪そうなんですよねー、コロコロバイキング終わったところで問答無用でテレビ消されたんですよねー(ﾉ_-｡)恐るべし、3歳児！です＾＾； (2014年7月4日 21時) (
レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
あゆみ(プロフ) - おかーさん、寝るよ。に爆笑してしまいました。本当いいタイミングで？言ってきますよね、子どもって。 (2014年7月3日 22時) (レス) id: 8de612b985 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - たまちゃん。さん» たまちゃん。さん、初めまして！コメ有難うございます〜♪どうでしょう仲間がココにいたぁ((*´∇｀人´∇｀*))) ｽﾘｽｰﾘ♪ こっそりお邪魔してくれてたんですね〜＾＾更新遅くて申し訳ないですが、最後までお付き合いくださいませ！宜しくどうぞ＾＾ (2014年6月30日 1時) (レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん。(プロフ) - はじめまして！いつもこっそり お邪魔しているたまちゃん。と申します！『水曜どうでしょう』私も観てます(笑)親近感沸いて思わず書き込みしました。これからもこっそりお邪魔します。 (2014年6月29日 23時) (レス) id: 294f7a4d90 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - たくりーさん» たくりーさん、いつも有難うございます〜＾＾んふふ〜♪どうなるんでしょうね〜(*´∀｀)楽しみにしててくださいね〜期待を極力裏切らないように頑張りますね〜！ (2014年6月20日 23時) (レス) id: 0b69162d6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たま
| 作成日時：2014年6月16日 21時
