page7……元貴side ページ7
「「「お疲れ様でした〜」」」
ステージが無事に終わってホッとする。
新曲が出て、何度目かの同じ曲でのステージ。
キラキラ、明るい、ポップな、人を元気にさせる、そんなイメージ通りの曲。
一つのステージだけで消耗してしまう体力は、フェーズ2が開幕してから感じるブランク。
心地良かったり、そうじゃなかったり。
楽屋に戻り、キラキラした衣装を脱ぎキラキラした化粧を丁寧に落とす。
今日も疲れたな〜なんて思いながら、私服に着替えメガネをかける。
大森「ぶっ、ひどい隈……」
ふと鏡に映る自分を見て、思わず飲み物を吹き出しそうになった。
さっきまでのキラキラなんて夢だったのかと勘違いするくらい、ひどい状態、でもこれは通常運転。
疲れが抜けない、しょうがないけど。
マネージャー「元貴〜、今日は直接家？どっか寄る？」
後部座席に乗ってウトウトしていたら、もうすぐ家みたいだ。
すぐにでも帰宅したいけど、気になっていたパスタソース買いたいしな、、しばらく買い物出れないし、家になんもないし。
大森「うーん、ちょっと欲しいのあるから、最寄りのあの輸入品置いてるお店行く〜そこまでで大丈夫だから」
マネージャー「了解〜！」
はぁ〜、、眠いなぁ。。
大森「ありがとう、お疲れ様〜！」
マネージャー「お疲れ様〜！気をつけるんだぞ〜」
大森「ん〜」
バタン、と扉を閉め目的の店に向かう。
なんて言ったかな〜あのパスタソース、、商品名が。
あ、若井が画像送ってくれてたな。
バレなきゃいいけど。
なんて思いながら、被っていた帽子をより深く被りマスクを上げる。
店に入り店員を探すけど中々見当たらない。
そりゃそうか、気づいたらもう23時を過ぎている。
キョロキョロしながらレジに向かうと、一人の店員さんが何やら百面相をしながら鏡を見ていた。
ぷっ、どうしたんだよ笑
と思ってしばらく見ていたら、一人で納得した顔。
あ、可愛い、なんて思ってしまった。
いやいやパスタソース買わなきゃじゃん。
いつもなら声なんて絶対かけない、バレたら嫌だし。
でもパスタソース買いたいし。
商品名分からんし。
誰に言い訳してんだって思いながら、しばらく止まっていた足はレジへとまた歩き出した。
ま、画像見れば商品名分かるし、なんなら今いた通路の棚にそれらしきものあったけど。
これはただの気まぐれ、だから声をかけてみる。
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りょう - 更新されてませんけど大丈夫そうですか？待ってますね。 (1月31日 21時) (
レス) @page13 id: 375cb0b8af (このIDを非表示/違反報告)
桃花 - 続きみたいです！ (1月21日 4時) (レス) @page13 id: 868183d093 (このIDを非表示/違反報告)
Ury(プロフ) - にんじんさん» コメントありがとうございます^^すごく嬉しいです！マイペース更新ですが、また見に来ていただけたら嬉しいです！頑張ります！ありがとうございます♡ (7月12日 3時) (レス) id: 2408a3a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
Ury(プロフ) - 涼さん» コメントありがとうございます！とっても嬉しいです^^マイペース更新にはなりますが、また見に来ていただけたら嬉しいです。ありがとうございます♡ (7月12日 3時) (レス) id: 2408a3a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - コメント失礼します。とても好みの作品で思わずコメントさせていただきました！！更新楽しみに待ってます！ (7月12日 2時) (レス) id: 8255846dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ury | 作成日時：2023年2月22日 0時
