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A「では、ありがとうございました!」
大森「こちらこそありがとうございました。あの、」
A「はい、何でしょう?」
大森「いつも最後にいるんですか?僕、遅い時間に来ることが多いから」
A「あ、そうですね。大体最後の時間帯はいますよ」
大森「了解です、何曜日休みですか?」
A「え?」
大森「あ!違くて!いや違くもないんだけど、、あ、あの、店員さんがいるときに来たいなって、それで」
A「あ!あー!えっと、水曜日と日曜日がお休みです」
大森「分かりました、ありがとうございます、じゃ、また」
また深々と被っていた帽子を丁寧に取り、お辞儀をして帰っていった彼。
何が起こっているのか、今はどんな状況なのか、全く整理がつかない頭と心。
A「また、来てくれるんだぁ、、」
阿呆なセリフしか出てこない。
そこでふと、レジの上にあるものが目に入った。
A「やばっ!!」
さっき彼が購入した商品の領収書だった。
きっと大事なはず、まだそんなに先まで行ってはいないはず!
気づいたら私は領収書を手に取り、走り出していた。
店、誰もいないのに!バレたら大問題だ。
でもきっともっと問題なのは、これを彼に渡せないことだ!
なんでこんなに必死なのか、私も分からない。
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りょう - 更新されてませんけど大丈夫そうですか?待ってますね。 (1月31日 21時) (レス) @page13 id: 375cb0b8af (このIDを非表示/違反報告)
桃花 - 続きみたいです! (1月21日 4時) (レス) @page13 id: 868183d093 (このIDを非表示/違反報告)
Ury(プロフ) - にんじんさん» コメントありがとうございます^^すごく嬉しいです!マイペース更新ですが、また見に来ていただけたら嬉しいです!頑張ります!ありがとうございます♡ (7月12日 3時) (レス) id: 2408a3a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
Ury(プロフ) - 涼さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです^^マイペース更新にはなりますが、また見に来ていただけたら嬉しいです。ありがとうございます♡ (7月12日 3時) (レス) id: 2408a3a2f9 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん - コメント失礼します。とても好みの作品で思わずコメントさせていただきました!!更新楽しみに待ってます! (7月12日 2時) (レス) id: 8255846dd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Ury | 作成日時:2023年2月22日 0時