頑張るぞい！！ ページ9
＊
「出久ー頑張ろうな！あとお前と一緒の会場でよかったよ！」
「えっ！…そんな事言うなよ、期待しちゃうじゃんか」
「…期待ってなんの？？」
今日の爆豪がただ少し怖かったからよかっただけなんだが。
とりあえず実技試験の説明は終わり、既に俺らはそれぞれの会場に散っていた。ちなみに爆豪だけ違う会場だ。今日俺のことを何回も怒鳴った(？)からだよ。ざまぁ〜。
「…出久、とりあえずさ、仮装敵ってやつを動かないようにすりゃあいいんだろ？」
「うん、そうだよ。多分Aなら大活躍するんじゃない？」
「いや〜照れるからやめろよーってお前どこ見てんだ？」
口では俺に話しかけてるはずなのに、目線は違う方に向いていた。
「…いや、実は朝あの女の子に助けられたんだよね」
「？…う、うん」
助けられたって、なんか大きな事故でもあったのか？となんも分からないままとりあえず頷く。
「だからちょっとお礼してくるね」
「あーうん、いってら！」
そして出久が女の子の元に向かう。が、その時。さっきの実技試験の説明の時に出久に「気が散るゥ！！」とか言ってた人がまた出久に声をかけた。
「その女子は精神統一を計っているんじゃないか？」
「ひぃ、こちらも！！」
さっきから何言ってんだ出久はと少々呆れながら、その女子のことをよく見てみると、メガネの言っていた通り精神統一という名の深呼吸をしていた。
「あ、本当だ。緊張してんだな〜」
「そうだ…なのに何だ？妨害目的で受験しているのか？」
それを聞いた俺は思わず出久の肩へと乗せていたメガネの手を思わず振りほどいた。
それに対して頭にきたのか、今度は俺に鋭い目を向けた。
「なんだ、君も妨害目的か」
「…ちげーよ。お前、出久を馬鹿にすんなよ」
「…は…？」
「A…」
気まずい空気が包み込む中、メガネが目を白黒させたその時、『はい、スタート！』という声がマイクで鳴り響いた。一瞬戸惑ったけど、実技試験が始まったんだとわかり、俺は急いで試験会場の中へと駆け出した。
「おい！まだ始まったのかわから…」
『どうしたあ！？実戦じゃカウントなんざねえんだよ！！走れ走れぇ！！』
「…うそぉぉ！！？」
と、爆豪的に言うとどこかのモブが俺に話しかけてきた気がするが、とりあえず仮装敵のところまでひたすら駆け出し続けた。
前日に試験では別々に行動して、集中するってことを出久と話してたからな！
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飯田くん悪い人になってるけど許して()
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ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
