うざい ページ22
しばらく更新出来なくてすみませんでした…新生活が始まって忙しいため、これからもあまり更新できない日々が続いてしまうことがあるかもしれません。なのでご了承お願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
緑谷side
オールマイトに言われた通りに戦闘服を手に取ってから飯田くんと一緒に更衣室に移動した。
どんな形で一緒に行動するようになったのかわからない、かっちゃん達といるAを見ると嫉妬で手を出してコロしてしまいたくなるからなるべく視界に入れないようにして歩いた。
「おーロッカーとかちゃんとしてるのな。てかカーテンもあるぜ！」
「別に男だから見られてもいいのにな」
距離的には離れてるはずなのに、上の順から上鳴君とAの声が聞こえてくる。
Aの言葉を聞いて僕は唇を噛んだ。いいわけないだろ。君を狙ってるやつが現に近くにいるというのに。
「緑谷くん、俺のロッカーはあそこだから…」
かっちゃん達を見ていたら、無言だった飯田くんが自身のロッカーがある方向を指でさしながら口を開いた。
「あ、うん！わかった」
「それと、さっきあのグループを睨んでいただろ。人間だから好き嫌いはあるだろうが、あまり表面上には出さないようにな」
え？と目を見開いたまま唖然としている間に飯田くんは自身のロッカーがある方に歩いていった。
僕、睨んでいたのか。嫉妬のせいだとしても気をつけないとな。
はぁ、と小さい溜息を着いたその時、僕の視界にAの姿が見えた。
番号順のため近くなのだろう、上鳴君と切島君の3人で喋りながら着替えていた。
その姿を嫉妬するのと同時に胸が高鳴るという不思議な感情になった。Aのことが好きなことを確定しているかっちゃんがいないからだろうか。
とりあえずAを見たら駄目だ。心臓がどうにかなりそうで仕方が無いんだ。
ああ、でも…やっぱり見たい。喋りたい。触れたい。接したい。そして僕だけ見て欲しい。
チラッとAのことを見てみると丁度今、上半身裸になっていた。
中学校の時も思っていたけど、なんでそんな女の子みたいに白くてすべすべな肌なんだ。
触りたい…触りたい触りたい、ああ、触りたい！！
「おいクソナード」
ドス低い声にハッとする。隣を見るとかっちゃんが僕を見つめていた。
「てめえの思考、全部丸わかりなんだよ」
ゴミを見るかのような目で僕を見下ろしてから彼は去っていった。
うざいな、本当に。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 410人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
