激おこ爆豪 ページ20
そして翌日。ヒーロー科だから多少はもっと違かったりするんじゃないかと思っていた授業も普通なまま午前中の授業を終えた。
「なあなあ俺達と食堂行こうぜー」
授業が終わったため教科書などをリュックに入れていると、瀬呂が声を掛けてくれた。"俺達"ってことは恐らく上鳴と切島も一緒だろう。
視界の端で見えた、メガネ(名前まだわからん)と出久が喋っているのを見えて少し心を痛めたものの、笑みを浮かべた。
「そうだね行くか」
もう出久のことを気にするのはやめないと…瀬呂には気づかれないようにため息をついた。
「おいコラ待てや」
瀬呂の後をついて行こうとしたその突如、背後からドスをきかせた低い声が聞こえた。
それに前にいた瀬呂も飛び上がるように驚いて足を止めてしまった。
トイレに行っていたのかそれから戻ってきた上鳴と切島もその光景を見て固まった。
「え、えとー…どうした？」
引きつった笑みを浮かべながらその声の主の爆豪の方へ振り向いた。
その途端爆豪は3人を怖い目つきでギロりと睨んだ。
「Aに近づくんじゃねえよクソ共が！」
「…爆豪、あのさ」
「ヒエ〜ッ」と汗を流しまくって怖がっている声を発した3人を見て、俺は口を開く。
「いい加減嫌いになるよ？」
すると目を皿のように丸くしたまま固まってしまった。
「…まさか、さらに気に障ったんじゃ」
上鳴が顔を真っ青にしながらボソッと呟いたその時だった。
「…悪かった、からっ…俺の事、嫌いになんなよォ…！」
震えている声を絞り出す爆豪は、怯えで瞳が揺れていた。
Aもここまで恐怖するとは思わなかったので、驚き果てていた。
「…あー、うん。それなら皆にそういうこと言うのやめような？」
俯きながら微かにコクン、と頷いた。
「あいつめっちゃ怖くね？」
「うん俺もそう思うから…」
「愛の力であそこまでなるのか」
体を震わせて縮み込みながら小さな声でそんな会話をしていた。
＊
「あははっお前めっちゃおもしれえじゃん！」
「あ！？うっせえクソが！！」
食堂についてテーブルに向かい合いながらご飯を食べていた俺らで、なんとか爆豪と3人は仲良くなることが出来た。
なんかすっごい安心感が…あっもしやこれが親の気持ち(？)というものなのか？
ーーーーーーーーーーーーーーーー
自分で書いてても爆豪アンタ誰やねんってなります…
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ななな - やっばい。ヤンデレ可愛すぎかよおおおおおおお！！更新停止中かよおおおおおお(泣) (2019年9月12日 20時) (
レス) id: eb9d7d52b6 (このIDを非表示/違反報告)
しいたけ - やばいヤンデレデク無茶苦茶タイプ (2019年8月23日 14時) (レス) id: 76efca60e0 (このIDを非表示/違反報告)
クロ - 最高です！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月14日 19時) (レス) id: 57d4f6c443 (このIDを非表示/違反報告)
(･ω･)(プロフ) - ゼロさん» まあ、これからまたどういう展開になっていくのかをぜひお楽しみくださいー！ (2019年5月25日 23時) (レス) id: 40f7b4a37b (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - な、なんだってー！ (2019年5月23日 16時) (レス) id: 75173a0bdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：(・ω・) | 作成日時：2019年4月6日 23時
