Jr.EXILE ~ short story ~ (ページ2)

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Ryu.A _ 幼なじみページ2

龍と私は幼稚園のときからずっと一緒でもう家族みたいな存在で、進学した大学も一緒だったから今住んでるアパートのお部屋もお隣。

昔から甘えん坊で寂しがり屋な龍だからちょくちょく私の部屋に遊びにきては泊まって帰ることも多い。

いつもだったら近くのデパートに買い物に行ったりするけれど、今日は一日中大雨でどこに出かけることもなく、2人で映画をみたりしてのんびり過ごした。

「龍～私お風呂先に入ってくるね？」

『ん、わかった』

TVに夢中になっている龍に一声かけてお風呂に入ることにした。

お風呂に入って10分くらいずっと湯船に浸かっていたから身体も温まってきて、そろそろシャワーにしようと思って立ち上がって湯船から出たそのとき

バチンッッッ！！！！

突然真っ暗になった視界に何が何だかわからなくて、真っ暗が苦手な私は必死になって龍を呼んだ

「きゃあっ、りゅ、ちょっとっ…て、停電！！」

「りゅ、龍！！こわいっ、！！グスッ」

『A？ちょっと待っててね、大丈夫だから』

私が昔から暗いところが苦手なことを知っている龍は急いでお風呂のところにきてくれて、手探りでブレーカーを探してくれている。

「龍っ、こわい、っ...」

『お風呂からゆっくりでいいから出ておいで？ブレーカー上がるまで抱きついてていいから』

真っ暗に1人の状態に耐えることが出来なくて、急いでお風呂から出て、裸でびしょ濡れのまま龍に抱きついた。

『大丈夫大丈夫。俺がいるからね。』

そう言いながら私を片手で抱きしめて安心させてくれた。

数分後ブレーカーを見つけ上げてくれたことで電気が復旧した。

いつもは甘えてばっかりで赤ちゃんみたいなくせに、こんなときは本当に頼れて男らしい龍のことが実は大好きでいつか恋人として隣にいれるようになれたら…なんてね