Jr.EXILE ~ short story ~

Kazuma.K _ カップル ページ1

「ん…」


目が覚めると隣には綺麗な顔でスヤスヤ眠る壱馬がいる。


「かっこいいなぁ…」


無意識のうちにそう呟いて壱馬に手を伸ばした。

どれだけ触れてもなかなか起きない壱馬に次第に悪戯をしたくなって、髪を撫でてみたり、頬をつついてみたり。

それでも壱馬が起きないから普段は自分からなんてしたことがないけれど、自分の唇をほんの一瞬だけ壱馬に重ね合わせてみた。


『朝から積極的やなぁ？』


「え、あ…その、ちが...んんっ」


いつのまにか起きていた壱馬はSっ気全開な笑みを浮かべて、気づけば右手で離れようとする私の腰をがっちりホールドして、左手で私の後頭部を押さえて強引にキスをしてくる。

だんだん深くなるキスに苦しくなって壱馬の腕をトントンと叩くとやっと離れて目が合う。


「っはあ、かずまっ」

『次こんなかわええことしたらほんまに襲うから』


そういって抱きしめてきた壱馬が本当にかっこよくて、身体中の熱が顔に集中していくのが自分でもわかる。


「〜っ、///」

『顔真っ赤やけど？』


耳元でわざと囁いて、茶化してくる意地悪な壱馬だけれど、今日も好きが増していく

Ryu.A _ 幼なじみ→

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