夜空の星になれたなら【男主】 (ページ46)

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PARK GUN WOOK side

ついに迎えたシグナルソングテストの日
KとGに分けられた俺たちは、スターの数ごとに整列させられ、画面の前へと集められた

暫くして画面にマスターさん達が映れば興奮した様に声を上げる練習生達。
1人ずつマスターさん達の前でシグナルソングを披露し評価を付けてもらう形らしい。
3人ってことはKとGでそれぞれ別のマスターさんが評価する形なのだろうか

0スターから呼ばれ始め、ついにその時間は始まりを迎え、多くの練習生が今か今かとその時を待っていた

斯く言う俺も練習の成果を早く発表して、すぐにでもオールスターに上がりたくてうずうずしていた

上がれない可能性？
ない、だって自信あるから

それに、Aヒョンと約束したから
必ずオールスターで会おうって
Aヒョンなら確実にオールスターを維持できる
だから、そこに俺が追いつくしかない

「何笑ってるのゴヌク？」

いつの間にか表情に出ていたのか、不思議そうにファニヒョンが俺を見つめていた

「いや、早くやりたくて」
「ゴヌクらしいなㅎㅎㅎでもゴヌクならオールスター余裕だろ？」

ファニヒョンが俺を肘で突く

「まあ自信はありますし、今の俺にはオールスターは絶対条件だから」
「条件…？」
「………………あ、分かった。前に約束したって言ってたAだろ」
「…………」
「本当わかりやすいなゴヌクや…」

呆れる様に笑うファニヒョン
俺そんなに表情出てるのか？
「Kの方にAが来るたびにガン見してたもんな」と俺を揶揄うヒョン。まあ間違いじゃないから言い返せないんだけど……

「この前なんて「Aヒョンなんで俺に会いにきてくれないの？」って怒ったり、次の瞬間には超甘々にデレたり………周りがあれ本当にゴヌクか？って心配してたんだぞ」
「………今更ながら恥ずかしい気がしてきた」
「本当に今更だな……まあゴヌクは元々可愛い性格してるんだから、素を見せられるのはいいことだよ」

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