【BTS】今も君を探して、また今日も泣く。 (ページ46)

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そのあとのジュニはすごく機嫌がよくて。

ソファの上に座り、私を自分の膝の上に乗せたがった。

断ろうとしたんだけど・・・。

無言の圧とウルウルお目目にやられてしまった。

ジュニが私の腰に腕を回してきて、ニコニコとご機嫌なようで。

それを少し離れたところで見ているセブチの人たちはポカーンとしていた。
馬鹿野郎。きまずいわ。

WN「こんにちは。」

ジュニの膝の上で身動きが取れない私に近づいてきたのは、ウォヌさんだった。

「あ、ウォヌさん」

WN「あ、俺のこと知ってるんだ」

「うん。あとわかるのはミンハオ君ぐらいだけどね」

WN「あ、ジュニと仲良いから？」

「うん。よく話に出てくるからね」

WN「そっか。俺もよくAさんの話聞くよ」

「え？」

WN「ジュニがいっつも―・・・」
JN「A、ねむい。膝枕」

「はいはい」

狙ったみたいに遮ってくんのね。ほんとにマイペースなんだから。

私が膝の上から降りて、ソファにもう一度座ると、ジュニは私にはニコニコしながら、
足の上に頭を乗せた。

でもジュニ、私は見たよ。

「あんた今ウォヌさん睨んだ？」

WN「・・・ふはっ笑
ごめんごめん。その話はやめとくよ」

「・・・・？」

ウォヌさんが少し笑いながらそう言うと、
ジュニは安心したように目を閉じた。

ピンポーン

SC「はーい・・・」
ガチャ
ALL「！！、こんにちは！！」
CY(チャニョル)「ごめんね、急に来ちゃって・・・」
BK(ベク)「A！！！」

騒がしく入ってきたのはベクチャ。
大先輩だし、セブチのみんなは当然慌てちゃって。

なんか迷惑なことしちゃったなぁ。。

今度お詫びしようと思いながら、ユリをチャニョルに任せて宿舎を出た。

BK「もー。Aのおかげでジヨンさんから電話きたし」

「あはは・・・。ミアネ」

思わず乾いた声が漏れた。

BK「無事で何よりだったけど、俺はひとつ言いたいよ」
CY「俺も！」

「え、なになに・・・」

BK・CY「狼しかいないとこに一人で行くなよ！」

「・・・・・・・・・・・はい？」

おおかみ・・・・？セブチが、、、？

「いやいやいや、オオカミなんかじゃないでしょ。」

私があきれたように言うと、二人もなぜかあきれたようにして頭を抱えた。

BK「はあ・・・」
CY「これだから俺らが大変なんだよ・・・」

「？」

いまいち二人の言葉の意味が分からないまま、家まで送ってもらった。

「ありがとう、二人とも」