私、武装探偵社やめます。

二話 ページ4

いつからこうなったんだっけ。

前迄は私もあの輪の中に入っていたのになぁ。みんなで楽しくお話ししてたのに。

みんなで輪となって話しているときもあればナオミちゃんと一緒にいたっけなぁ。映姫さんは与謝野さんといてさ、たまに四人でお話ししてたりしたよね。

それから私が一週間家庭の事情で武装探偵社を休んで、、、次の日探偵社に来て、またいつもどうり喋ってて、、？いや、映姫さんはちょっとツンデレなところがあって、確か私にこういったんだっけ


《なんで来たの？もうA来なくていいのに。》って。ただツンデレなだけで前にも似たようなことは何回かあった。でも与謝野さんが事情で休むという連絡をして来た時には電話で

《今日来ないの？来てよ〜与謝野さん〜》とか言って、、、いや私だけにツンデレなんだよ。私を心配してそう言ッただけだよね？大丈夫。わかってるよ。

でもその日はなぜか与謝野さんも、ナオミちゃんも私に来なくていいッて、、言ったよね。ははっみんなツンデレなんだよ。心配してくれてるんだよ。ね？ね？ね？

それから次の日与謝野さんが休んで、映姫さんはナオミさんと一緒にいた。いつも映姫さんは与謝野さんといるのに、、、。私はいつもナオミちゃんと一緒にいたのに。ナオミちゃんも私には話しかけてくれなくて、、、

そういえば今迄いつも私から話しかけてたなって思って、、、。彼女たちの話は私にはよくわからなくて、きっと私が入る2年前の話なんだろうなって思うと、私が無理やりその輪の中に入って、みんなを無理やり付き合わせてるんだなって思った。

どうやって話しかければいいかわからなくて、、、。私には異能力だってないし何もできないし、、、居るだけ邪魔かなって、その日はニコニコと一人でずっと笑ってた。

すると、敦くんが言った。《早く探偵社辞めればいいのに》


そっか、やっぱり無理やりだったんだね、邪魔だって思ってだんだね、私が一週間休んだときもさぞ清々した気分だったんでしょうね。

ごめんなさい。貴方たちの輪を乱してしまいました。

だからきっとナオミちゃんたちもツンデレなんかじゃなくて、本当に邪魔だったんだなってわかってしまって。こんなこと気がつきたくなかった。

一人だけ友達ごっこをしていただけなんだ。

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