放課後の秘密 ページ10
side：pink
なんやかんやで長尾に知らんうちに変なことされてたみたいで ←
不本意ではあるけれど、まあ倉木さんも一緒ならええか〜なんて思いながら。
長尾も個人の仕事で帰ったあとに委員会に行こうと鞄を片付けていたら、数人の女子がじろじろとこちらを見てきていることに気づいた。あ゛〜〜〜、めんどくさいねんて。( )
『 …… なんなん？さっきから、人の顔じろじろ見ておもろい？ 』
ついつい変なトゲのある言い方になってもうたけど、いい加減イライラしてんねんから許して。女子たちはびびった様子もなく、むしろ俺が話しかけたからかぱあっと表情を明るくさせてこちらに寄ってくる。うわあ、肉食系女子かいな！！！勘弁してくれや。
「 そのお …… えっと、っく！ 」
『 は、く？？ 』
「 倉木Aさんとはどんな関係でっ？！ 」
………………… え、倉木さん？
え、どんな関係って何が？俺が倉木さんとよう話すから的な？
なんてとりあえず頭をめぐらせていたら、廊下の方から物音がした。
『 あ、倉木 …… さん、 』
倉木「 あー、ええ？何の話してるの(笑)
もしかして、道枝くんと私がどうこうって話してた？やだなー、道枝くんとはそういうんやないんよ。男女の友情ってやつやん！な、道枝くんっ 」
正しい。倉木さんはたしかに正しいことを言ってる。
でも俺、なんか納得できひんかった。
『 いや、俺の好きな人 』
続く
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16(プロフ) - コメントありがとうございます！初作なのでそう言っていただけて良かったです。とても嬉しいです〜〜〜！ (2021年8月26日 17時) (
レス) id: bea9e0bed1 (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！これからも更新待ってます！ (2021年8月26日 11時) (レス) id: 56ad16bf12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：16 | 作成日時：2021年8月17日 18時
