先輩アシスト ページ2
side：red ( 西畑 )
道「 こんにちは！ 」
学校終わりはいっつも死んだ魚みたいな目で楽屋に来るみっちーが、元気よく入ってきた。
これは異常。←
『 なんかあったん！？ 』
道「 へ？ 」←
いきなり問い詰めるみたいに来た俺に吃驚しとるみっちー。だって一大事なんやもん。もしかして今日休校やった？( )
もしくは …
『 学校でいい事とか、あったん？ 』
そう聞くと、みっちーがあからさまに目を開く。はい決まり。←
『 やっぱりそうなんや！え！なになに恋愛絡み！？みっちーのモテ武勇伝聞かせてやー！！ 』
モテ、って言った俺をみっちーが横目でちらり。
え、なに？やっぱりモテすぎて辛いなぁっていう悩み抱えとん？？？？
あー、えっと。なんて言葉を詰まらせるもんやから、もったいぶらずに教えてや！って背中叩いたら痛がられた。でもその様子やと教えてくれるっぽいな。
道「 引かないで欲しいんですけど … 笑 」
『 引くわけないやん！ほら、早く！ 』←←
道「 これ、 」
そう言いながらみっちーが鞄から出したのは、重いウィッグと度が入ってへんのに目元が見えへんようになってる眼鏡。…… な、え、なんこれ？(
道「 今俺学校でこれ着けてるんですよ。やからモテる、とかそういうんないし、友達も居ないんですけど 『 なんで！？！？ 』っ、うん、あの 笑 」
なんで！？なんでこんな綺麗な顔やのに隠して学校通ってるん！？！？
『 俺らのことなら気にせんでええんやで？別に正体バレても ─── 』
道「 違いますっ！その、大吾くんとか、メンバーとかグループのこととか考えてとかの事やなくて。ただ、人付き合いが面倒くさい〜みたいな …… 苦笑 」
『 あのみっちーが！？ってあの気になってたんやけどさ、そのウィッグと眼鏡つけてみてや！！…… ふっ、ぶはははっ！別人やん！！！ 』
道「 」←
………… あ、つい後輩で遊んでしもた。←
人付き合いねぇ。
確かに高校って付き合いに悩むこと多い時期かもしれへんな。
西畑のお兄さんが教えたらなあかんみたいやで、これ！！( やめとけ )
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16(プロフ) - コメントありがとうございます！初作なのでそう言っていただけて良かったです。とても嬉しいです〜〜〜！ (2021年8月26日 17時) (
レス) id: bea9e0bed1 (このIDを非表示/違反報告)
Hano.(プロフ) - この作品めっちゃ好きです！！これからも更新待ってます！ (2021年8月26日 11時) (レス) id: 56ad16bf12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：16 | 作成日時：2021年8月17日 18時
