邪神20 ページ24
Aside
さてさて、よく分からないうちに縁側でお茶を飲むことになったけど...
離れの縁側だったのね。
私はてっきり、本館?って言うかしら?そっちで飲むと思ったのに...。
ま、迷子の状態よりはいいわ。
次は燭台切にちゃんと案内をしてもらいましょう。
もう迷子はこりごりよ。
A『なんで離れの縁側なの?本館?の方が広いでしょ。』
大包平「あっちは色々あって、使いにくいんだ。」
鶴丸「それに今じゃ、こっちの方が賑やかで楽しいだろ。」
A『あらそう。て言うか、さっきまでグチグチ言ってたのに馴染んでるじゃないの。』
茶葉を何処から出しただの、刃を向けただの、どうでもいいのにねぇ。
あ、でも茶葉を何処から出したは重要だったわ。
彼らが私の正体を暴くには...ね。
まぁ、最後にばらすけど...
鶴丸「今は考えるのをやめたんだ。茶を飲むわけだし。」
鶯丸「そうだぞ鶴丸。細かいことは気にするな。」
大包平「茶が入ったか、なら飲みながら本題に入るとしようか。」
A『あっ、本題はあったの...。』
ーお茶の準備中ー
三日月「で、本題と言うのがだな...」
A『待て待て!じじいが増えてるよ!準備中に何があったのよ!?』
びっくりしたわ〜。
しかも、私と何となく仲が悪そうな三日月のじじいだし。
なによ。正体を隠してたのにもうばれた私を笑いにきたのかしら。
バカにするんだったらしたらいいわ。
鶯丸「まぁ、細かいことは気にするな。」
鶴丸「それより、本題に入らないか?全く進んでないぞ。」
A『そ、そうね。本題に入りましょうか。で、私になんのご用件があるの?』
大包平「燭台切から話は聞いている。が、信じられる訳がない。」
三日月「だから、お主の力を俺達の前で見せてみろ。その結果で、信じるかは決める。」
A『なるほどね。力試しをして信じさせればいいんでしょう。いいわ、楽しそうだからやってあげるわ。その、力試しを...』
いい機会だしね。それに丁度この後、色々回って直していくわけだし。
これが、一石二鳥っていうのね。
この後の反応が楽しみだわぁ。
にしても、お茶がおいしいわね。それも予想以上にさ...
今度仲良くなったら、淹れ方を教えてくれないかしら。
これなら飽きないしいいかも...。
飽きないって言うのは嘘。
邪神の私が飽きないことは、ありえないもの。
今までだって、飽きることが沢山あったし。
ま、もう忘れてて覚えていないけれど...
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エテ - ノアまるさん» ありがとうございます！これからも邪神様をどうぞよろしくお願いします。 (2019年4月23日 3時) (
レス) id: ea4c2aae9c (このIDを非表示/違反報告)
ノアまる(プロフ) - 次元の違う神同士のコラボ(・∀・)ｲｲﾈ!! ｻｲｯｺｳﾀﾞﾈ!!下書き書かない('A`)人('A`)ﾅｶｰﾏ 更新、自分のペースで頑張ってください！応援してます。 (2019年4月18日 20時) (レス) id: 8d2658b959 (このIDを非表示/違反報告)
エテ - 明けましておめでとうございます。０時ちょうどに投稿するって宣言しました。結果は０時2分でした(´；ω；`) (2019年1月1日 0時) (レス) id: 693506e4d5 (このIDを非表示/違反報告)
エテ - 布子さん» ありがとうございます。更新は遅いですが。完結出来るように頑張ります！(クトゥルフっていいですよね) (2018年9月9日 2時) (レス) id: c4a0caabe1 (このIDを非表示/違反報告)
布子 - クトゥルフという言葉に釣られて来ました。読んで「ｱｯ…好き…。」ってなりました。すごく面白いです。無理せず、更新頑張ってください。 (2018年8月18日 20時) (レス) id: ef5b330c54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：【邪神大好き】エテ | 作成日時：2017年11月21日 20時
