53 ページ9
「はぁい、金髪お姉さん。銃を下ろしてー」
久しぶりに見たよ。ポートマフィア感丸出しの構成員。
しかも何なんだ、凄くこの人美しいよ←
「なんで私の名前知ってるの。あと君可愛いね。今度ご飯行かない?」
さり気なくデートのお誘いを...←
あれれ、なんか私引かれてない?
いや、きっと惹かれてるんだよね。うん←
「芥川先輩から貴女の事は聞いています。マフィアの裏切り者...裏切り者には天罰を!!」
うわぁ、なんかお姉さん銃出しちゃってるよ。
いくらマフィアと言えども街中で発砲はよろしくない。
それに...もう少し相手を考えた方がいい。
「元マフィア幹部に貴様が勝てるとでも思ったのか?」
周りから細い悲鳴が上がった。
私の周りの雰囲気に殺気を混ぜたのだ。
だが、一般人を怖がらせるのはあまりよろしくない。
すぐに殺気を回収しニコリと微笑む。
「銃、下ろそうか。それともここで撃ち殺されたい?」
渋々と言った体で銃を下ろす金髪お姉さん。
敵意が無い事を確認して早足で立ち去る。
にしても芥川くん...あの金髪お姉さんに私の事裏切り者って教えたのか?
太宰と一緒とか嫌だから後で言い方変えてもらおう...
29人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ