八日目 ページ9
・藤原side
樹「マース、さっきご飯食べたばかりでしょ」
二足立ちをして両手でご飯をおねだりの
ポーズをしている
可愛いからあげたくなるけど心を鬼にして
グッとこらえる
二時間前まで俺の家にいたAさん
少し話をしてその流れで育成係、なんて
言ったけどなんでそんな事言ってしまったんだろうなんて後悔する
樹「はぁ、」
別に人に対して深く興味を持つことなんて
そうそう無くて、だからあんな事を言うなんて
ほぼほぼ有り得ない、寧ろ絶対有り得ない
こんな事考えても仕方ないか、なんて思いコーヒーを
飲みながら携帯を見るとメンバーから
連絡がきていた
翔平藤原樹、A殿の連絡先知ってる?
神谷健太いっちゃん、Aちゃんの連絡先知らない?
北人さん樹ー、AちゃんのLINE教えてー
…え?なんで皆俺に聞いてくるの?
寧ろ俺より吉田マネージャーとかに聞いた方が
確実だと思うんですけど…
樹「知りません、と」
全員に知らないと返すと直ぐに翔平から
返信がきて、
翔平なんだよ、知ってると思ったのに!!
なんて返ってきたから、
樹今度自分で聞け
とだけ返しておいた
健太さんや翔平がAさんの事
気になってたぽいのは気づいてたけど
まさか北人さんまで聞いてくるとは思わなかった
樹「人に興味のない北人さんが、ね」
新人マネージャー二日目にして既に
メンバーとマネージャーとゆう感じがしない
ただの男子高校生に狙われた転校生の子みたいで
もう今の時点で勘違いさせてる気がする
樹「多分無意識なんだろうな、」
「ニャー」
樹「やっぱりマースもそう思うか」
「ニャー」
ー ライン♪
また鳴る携帯、見てみると表示されているのは
北人さん
北人さんじゃあ樹、聞いといて(笑)
樹自分で聞け!!
・
306人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2021年1月14日 10時