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ロ「見せしめにしてやろう」
そして、ロキが杖で老人に攻撃を放った瞬間
キィインッ
地面に着地したキャプテンが彼のトレードマークである盾を使って
攻撃を跳ね返した
跳ね返ってきた攻撃で、ロキはその場に倒れる
噂には聞いていたけど、ヴィブラニウムって本当に凄いんだな
ヴィブラニウムとは、地上最強の金属
キャプテンの盾は、それを使いハワード・スタークが作ったものだ
あの攻撃を受けた研究所の機械はほとんど破壊されてぺしゃんこになってたのに
軽快な音を立てて、いとも簡単にはじき返してしまった
私はついつい、キャプテンの盾を使った戦闘に見入ってしまう
ナ「ボーっとしてないで華奢なお嬢さん
行ってらっしゃい」
『まったく、ナターシャまで…』
お互いに目を合わせ、ニヤリと笑みをかわしたのを合図に
私もジェットから飛び降り羽ばたいた
地上では、キャプテンが肉弾戦に持ち込んでいた
というよりそれが彼の戦闘スタイルなのだろう
私はそのまま滑空し、ロキの肩に両手をつく
羽をしまい、逆立ちのままバク転し、背中を蹴り飛ばした
『キャプテン』
合図を受けた彼が
盾を投げる
私はそれをキャッチし
体制を崩したロキの首に素早くあてがう
今ならいけるかもしれない
フードを脱ぎ、目を開放する
"透視…！"
すると、次の瞬間
ギイイイィイイン
『っぐ、ん、、、あああぁぁぁ！！！』
金属と金属が勢いよくぶつかるような衝撃と
ズタズタに引き裂かれるような頭痛が走った
キャ、ナ「「A！？」」
私はその場に倒れ込み、頭を抱える
ロ「おい！」
すかさずロキが
グイッと私の顎を掴み額に手をかざす
ロ「その目…お前は…」
ぼやける視界で、ロキの瞳が揺らいでいるのがわかる
杖の色と同じ、彼の真っ青な目が緑色に変化を始めた時
突如、激しいロックンロールがあたり一面に響き渡った
「エージェントロマノフ、会いたかった？」
そして、赤く光るアーマーがジェットの後ろから
物凄い速さで通り過ぎたかと思えば
キュイイィンッ
ロキが吹き飛んだ
「さてどうするトナカイくん」
絵に描いたようなヒーロー着地を決めた鉄の男は
アーマーに仕込んである全ての武器を解放し
ロキの前に立ちはだかった
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M-tAnt(プロフ) - Rubyさん» ありがとうございます泣 とても励みになります…これからも楽しんでいただけるよう努めます…！ (2020年9月20日 20時) (
レス) id: 9fb1a359d3 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 続きが楽しみです！更新待ってます！ (2020年9月20日 12時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - _krykhyhyさん» ありがとうございます 泣 何かと至らない作者ですが、そのお言葉で頑張れますT_T (2020年9月20日 10時) (レス) id: 9fb1a359d3 (このIDを非表示/違反報告)
_krykhyhy(プロフ) - お話好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年9月20日 0時) (レス) id: bb966f0c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M-tAnt | 作成日時：2020年9月19日 8時
