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しかし現在、それも限界に近づき
ハルクに圧された私たちは、再び投げ飛ばされ
第4ラボがあるフロアで戦闘を続けていた
『ニック！このままじゃハルクに全部破壊される！』
ニ「奴の気をそらせ！」
『やってるけど、全然隙がない！』
マ「護衛機60、ラボにターゲット出現、ただちに攻撃せよ！
…近づきすぎない事！」
その無線の後すぐ、窓の外からジェットが飛んでくるのが見えた
「ターゲット確認」
『ソー！！』
私は、ハルクに投げ飛ばされたソーのところまで走り、羽を広げて自分ごと彼を包んだ
「ターゲット捕捉」
その合図と共に、激しい銃弾がこちらへ向かって撃ち込まれてくる
ハルクは飛んでくる弾をもろともせず
護衛機の存在を確認する
そして、叫び声と共にハルクはジェットに向かって走り出した
グアオオォッ！！
「ターゲット、暴れてます…！！！」
あろうことか、彼は数十メートル先のジェットに飛びつき破壊し、暴れ回り
ドカンッ！
ガオオォォォォ…ォォ…ォ
… … あ、落ちた
エンジンの爆発と共に海に消えていった
全てが一瞬の出来事で、呆気にとられた
でも本当に助かった
ジェットに乗っていた隊員には気の毒だけど…
『… … っはあ、一件落着』
安堵と共に、起き上がり羽を背中にしまう
ソ「すまない、助かっ… … はは、A
お前は意外と大担っ」
バチンッ！
ソーを庇った事によって必然と彼に覆いかぶさる形となっていた私は
呑気に笑い飛ばすその顔面を思いっきり引っ叩いた
『次、余計な事言ったら
今度こそ頭の中いじくりまわしてやるから』
ソ「良いだろう、気の強い女は嫌いじゃない
… …だか、ジェーン、」
言い終わる前にソーの胸ぐらを掴み
『いいから！』
無理やり立たせ
『さっさと！』
先ほどと反対の頬に一発
『ロキのところに！』
鳩尾に一発
『行くの！！』
最後に男の急所へ一発
『わかった！？』
ソーは、急所をおさえながら
まるでおぞましいものを見るかのような目で
黙ってコクコクと、何度も頷いた
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M-tAnt(プロフ) - Rubyさん» ありがとうございます泣 とても励みになります…これからも楽しんでいただけるよう努めます…！ (2020年9月20日 20時) (
レス) id: 9fb1a359d3 (このIDを非表示/違反報告)
Ruby(プロフ) - 続きが楽しみです！更新待ってます！ (2020年9月20日 12時) (レス) id: ccc02d9cf9 (このIDを非表示/違反報告)
M-tAnt(プロフ) - _krykhyhyさん» ありがとうございます 泣 何かと至らない作者ですが、そのお言葉で頑張れますT_T (2020年9月20日 10時) (レス) id: 9fb1a359d3 (このIDを非表示/違反報告)
_krykhyhy(プロフ) - お話好きです！更新楽しみにしてます！ (2020年9月20日 0時) (レス) id: bb966f0c42 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M-tAnt | 作成日時：2020年9月19日 8時
