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そう告げるAちゃんは何処か吹っ切れた様子で、あの頃の様な自信に満ち溢れた表情で笑みを浮かべていた。


『さて、返事の答えだよね?』

「あ、はい」


そう、本来は返事の答えを聞きに未来まで戻ってきたのだ。思い出したかの様にAちゃんは告げると思い出したかの様に笑い出す。


「Aちゃん?」

『いや、あたしってば今も昔も変わんないんだなぁって思ってさ』


くすりと口元に手を当て笑うAちゃんは昔とは違う妖艶さも持ち合わせている様でヒナには申し訳無いが少し喉を鳴らしてしまった。


『返事はね、___』





「タケミチ君!!何も無かったですか!!」

「おう!!返事も聞けたし!!」


返事を聞いた俺はAちゃんに『先に行って』と言われフロントで待機していたナオトと合流した。
Aちゃんの質問もよく分かって無かったけど返事も返事で分からない。でもこれを伝えたらいいんだろうともう一度ナオトと手を繋ぎ過去へと戻った。






『…何時までそこで盗み聞きしてるつもり?…稀咲君?』

「バレてましたか」


貯水槽の後ろに隠れていた稀咲と半間は彼女の前へと現れると眼鏡をくい、と上げる。そんな彼らにまた1つ笑みを零し『そりゃあね、これでも元副総長だから、ね?』と告げ獲物を見付けた肉食動物かの如く見詰める彼女。


『アンタが何したいのかとか興味無いし好きにすればいい。けど、』

『あたしに手ェ出したらマイキーが黙ってないよ?』

「…貴方は昔と変わらないですね」


『まぁね?』と自信あり気に微笑む彼女に参ったと言わんばかりに手を上げる綺咲。そして後ろに立つ半間に「下がってろ」と指示を出し半間をその場から遠ざけた。


「Aさん、あまり此方に干渉しないで欲しい」


そう告げる綺咲の言葉には何処か重み、否殺意が混じっており返答次第ではこの場で殺すと言わんばかりの気迫があった。然しそれでも彼女の表情は変わる事無く『さぁ?』とはぐらかす。


『どうだろうね?あたしはしたい事をしたい様にする。それをアンタが許さなくてもこの世の全ての人間は許すの』


綺咲の目の前まで近付き彼のネクタイを引っ張るとまるでドラマのワンシーンの様に顔を近付け、昔口癖だったかのように呟いていた魔法の言葉(・・・・・)を告げる。


『だってあたし、良い女だもん』

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ちゃんさま(プロフ) - パナキさん» パナキ様!!コメントありがとうございます!!只今問題が発生しておりますので暫く更新出来ないんです😢また落ち着いたら更新させていただきます! (2022年2月20日 11時) (レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
パナキ - はじめまして!読ませもらって、とっても素晴らしい話だな〜と思いました‼更新楽しみにしています‼頑張って下さい‼ (2022年2月19日 16時) (レス) @page16 id: 5ca5f14791 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんさま(プロフ) - りんごさん» りんご様!!コメントありがとうございます!!うわぁ!!めっちゃ褒め言葉ですぅ!!ありがとうございます!! (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - かっこいい (2021年12月26日 7時) (レス) @page15 id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんさま(プロフ) - ゴリラの娘ですさん» 素敵なコメントありがとうございます!!シリーズ1の方にもコメントありがとうございます!!私全然更新してないですよ!!書きたい事と書いてる事がズレてきていま萎えてる段階です爆笑 (2021年10月18日 13時) (レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちゃんさま | 作成日時:2021年7月1日 0時

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