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・Side.T
愛美愛主との抗争も無事に終わりドラケン君が死ぬという未来も変わった。
だから浮かれていたのかもしれない、今まで誰にもバレて居なかったから。
『タケミっち、ちょっと面貸してよ』
東京卍會副総長、楠木A。ドラケン君と共に総長のマイキー君を支えている人物、喧嘩の強さも副総長ながら頭の回転が早い。ドラケン君がマイキー君の右腕ならばAちゃんは左腕だろう。そしてマイキー君の恋人。正直マイキー君達と居る彼女とはあまり関わりが無い、というよりマイキー君達と居るから必然的に関わりはあるがあまり会話をしたこどが無いのでどういう人物かは知らない。
そんなAちゃんに呼び出される何て、嫌な気しかしないが大人しく着いていくしか手段は無く人気の無い場所へと向かう。
「Aちゃん、話って…」
『あたしまどろっこしいの嫌いだから単刀直入に聞くね』
『タケミっち、アンタ何者なの?』
心臓がﾄﾞｸﾘ、と跳ね上がる。Aちゃん程頭の回転が早ければ何時かは気付かれるのではと覚悟はしていたがこんな早くに気付かれるとは思わなかった。
『ヒナちゃんがマイキーにビンタした日、アンタは"もう二度と譲れないものがある"って言った。昔なんかあったのかなと思って初めは気にも止めてなかった。違和感を覚えたのはタケミっちが参加した集会。不良してる程の馬鹿ならここら辺を仕切ってるのがどの組か何て普通分かってる筈なのにタケミっちは知らなかった』
『違和感が確信に変わったのは愛美愛主との抗争を決める幹部だけの会議。皆は抗争する気だった中タケミっちだけは反対してた、まるで何が起きるか知ってるかのように』
『ねぇタケミっち、アンタ何者なの?東卍の敵なら、今この場でアンタを殺す』
此方を見詰めるAちゃんは何時もの様な愛らしい表情は無く殺気が伝わってくる。
信じて貰えない可能性の方が高いがこれ以上隠すことの方が無理だと判断した俺はゆっくりと口を開ける。
「俺は、12年後、未来から来たんです」
確実に信じて貰えない。分かってはいたが此処でAちゃんに嘘は付けなかった。
『そう、分かった 』
「やっぱ信じて貰えないよね…って、へ?」
先程まで出されていた殺気はいつの間にか消えており1人で『そっかそっか、納得したわ』と頷くAちゃんに信じて貰えないと思っていた俺は間抜けな声が漏れた。
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ちゃんさま(プロフ) - パナキさん» パナキ様！！コメントありがとうございます！！只今問題が発生しておりますので暫く更新出来ないんです😢また落ち着いたら更新させていただきます！ (2022年2月20日 11時) (
レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
パナキ - はじめまして！読ませもらって、とっても素晴らしい話だな〜と思いました‼更新楽しみにしています‼頑張って下さい‼ (2022年2月19日 16時) (レス) @page16 id: 5ca5f14791 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんさま(プロフ) - りんごさん» りんご様！！コメントありがとうございます！！うわぁ！！めっちゃ褒め言葉ですぅ！！ありがとうございます！！ (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - かっこいい (2021年12月26日 7時) (レス) @page15 id: 15d4b06566 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんさま(プロフ) - ゴリラの娘ですさん» 素敵なコメントありがとうございます！！シリーズ1の方にもコメントありがとうございます！！私全然更新してないですよ！！書きたい事と書いてる事がズレてきていま萎えてる段階です爆笑 (2021年10月18日 13時) (レス) id: 1cf3b4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんさま | 作成日時：2021年7月1日 0時
