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黙って差し出された左手に自分の右手を重ねる。
ゆっくりと握り返される。
あーあ。
こうやって触れ合ったら気持ちが分かればいいのに。
照「そういえば別れたんだって?」
「え、なんで知ってんの?またお母さん?」
照「そ。男も見る目ないね?Aみたいな子振るなんて」
「振られたとこまで聞いてんだ」
好きな人に情報ダダ漏れなのがおかしくてつい笑ってしまう。
「もうね、実際焦りとかない!仕事に生きる!って気持ち」
照「俺ら結婚する?」
「照くん、冗談やめて」
嘘ってわかってても信じちゃうから
もしかしたらいつか照くんの横に立てるかもとか思っちゃうから
照くんはいつもみたいに冗談だよ、って笑ってくれなくて。
照「俺も結婚の予定ないし独身同士仲良くしような」
苦しそうな顔をした。
そんな顔見るくらいなら私の気持ちずっと隠すから
ねぇ、お願い
私のこと特別にしないで。
、
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作者名:ichimaru | 作成日時:2020年5月26日 20時