君と恋したい。 (ページ20)

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今日も1日お疲れ様でした！

撮影を終えたメンバーを見送って、
楽屋にはふっかくん、照くん、私の3人が残った。

深「おーい、なんか食べて帰ろう」

照「いいね、Aも行く？」

「え、お邪魔していいの？」

深「もちろん！むしろ照がいらない(笑)」

照「お前マジで嫌いだわ(笑)」

笑顔で言い合うふたりのあとに続いてスタジオを出た。

ごはん屋さんに着いて、照くんとふっかくんの真剣な話を聞きながらごはんを食べ進めてたんだけど

突然、ふっかくんがとんでもない一言を放った。

深「てかさ、ふたりは付き合わねーの？」

『はい？』

思わずハモってしまってなんか気まずい。

「そんなそんな！恐れ多い」

照「恐れ多いってなに(笑)幼なじみじゃん(笑)」

深「えー、照にその気がないなら俺が立候補しようかな～」

うっ…さすがリアコ深澤辰哉。

ウインクしながらその発言は確信犯すぎる…

照「Aの相手は俺がちゃんと見定めるからふっかは駄目」

深「そういえば阿部ちゃんが好きだったじゃん。今は知らねーけど」

それはみんな知ってるんだ

照「あ～、そんなこともあったね」

「え、そうなの？」

阿部くんからは何も聞いてないことにして話を合わせる。

照「阿部、どう？？真面目だし、阿部ならいいかな」

冗談のつもりかも知れないけど今日の私には上手く笑えなかった

深「何目線だよ(笑)」

「あっ、やばい！予定思い出した！先帰るね！」

我ながら苦しい言い分だけどその場を切り抜けるために咄嗟に嘘をつく。

照「え、A、」

深「こんな時間から予定って…さては男だな？」

「違うよ、とりあえずまた明日ね！お疲れ様」

テキトーにお金をテーブルに置いて店を飛び出た。

…なにやってんだろう。

追いかけてきてくれるわけもないからそのまま家に帰る。

家に帰っても照くんからは逃げられないんだけど。

こんな情緒不安定な理由は月イチでやってくるアレのせいに違いない。

家に帰ってイライラを洗い流すためにシャワーを浴びる。

シャワーから上がるとちょうど照くんが帰って来た

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