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「仕事が欲しい…？」
『引き受けてくれないかなぁ…？』
お互いに目を見開き、それぞれ呟いた相手を確認した。誰、この男の人。
「仕事探してますか？」
『はい！！！！』
「ほんとですか!?」
『はい！！！！』
元気の良い返事に、数時間前までの落ち込み様はすっかり消えてなくなりそうだった。
「ラポネエンターテイメントという会社で勤めています、近藤と申します。」
『……らぽねえんたーていめんとぅ？』
聞いたことのない名前…だと思う。
その後、怪しそうなお兄さんに連れられ、個室のある店に入った。
奢りだから気にしなくていいと言われ目が輝いたのは気のせいである。
「アイドルが所属していまして…」
『…詳しくなくて申し訳ございません。』
「いえ、その方が好都合ですから。
JO1っていうグループご存知でしょうか？」
…聞いたことは、かすかにある気がした。
近藤さんの話によると、後輩グループがこの度結成され、身の回りの世話をする人を探しているのだそうだ。
「料理はどのような腕前で？」
『あー…父親の店を手伝っていた時期もありましたので、差し支えないかと。』
「良かった、それなら安心です。」
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よっしー - これから楽しみです。更新頑張ってください！！ (2021年7月11日 16時) (
レス) id: eb7449c30b (このIDを非表示/違反報告)
っっK - すごく面白いです！続きがめっちゃ気になります！更新頑張ってください！ (2021年7月2日 18時) (レス) id: e1fdc8b6af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冰 | 作成日時：2021年7月2日 14時
