猛暑日 ページ10
あれから数日が経ち、
もう7月になってしまった。
ここ最近は暑くなりすぎてて、
外に歩く度に溶けそうになる。
こんな猛暑日は
プールや海に行きたい気分。
早くプール始まらないかな、
と思ってると。
「来週からプールが始まります。
水着の用意を忘れないように。」
グッドタイミングで連絡が来た。
クラスの皆も、はしゃいでいる。
念願のプールだ！って感じで。
私も楽しみにしていたから、
はしゃぎたい気持ちはよく分かる。
けど私、肌の露出が大の嫌いで、
スクール水着なんてもっての他。
ラッシュガードをOKしてくれないなら、
私は入らないつもりでいる。
「何かあれば相談においで。
じゃ、HR終わり。」
その瞬間、チャイムが鳴った。
先生はすぐに外へ出るから、
走って追いかける。
『先生！プールについてなんですが！』
「あぁ、小鳥遊さんか。
中学の資料読んだけど、
ラッシュガード必須なんだってね。」
『はい、なので今回も……』
「いいよいいよ。その代わり、
ちゃんと出席するように。」
『ありがとうございます。』
ペコリと頭を下げると、
先生は行ってしまった。
中学生の時は、
肌が弱くてラッシュガード必須だった。
その事が書かれていたんだろう。
今はそれほど弱くないが、
役に立ったからよし。
くるりと方向転換すると、
目の前には今川くん。
思わず、声にならない悲鳴を上げた。
『驚かせないでよ…！』
「ごめん！
そんなつもりはなかったんだけど！」
『どうかしたの？』
「いや、見かけたから、
何してるのかなって。」
『来週のプールについて、
先生と話してたの。』
「あ、そうなんだ。」
あの日以来の今川くんとの会話だった。
何度かすれ違っているけど、
なかなか話すタイミングが無くて、
久々の感覚に懐かしさを感じた。
『ねぇ、あれから…彼はどうなの？』
「彼って煎じの事……？」
『うん……あの日から会ってないから、
どうなのかなって思って。』
「……さぁ、元気なんじゃない？」
『えっ。』
「俺も暫く会ってないし。」
『そ、そうなんだ……』
あからさまに不機嫌な顔をした。
二人の間に何かあったのだろうか……
そんな事、なかなか聞けないけれど。
少し心配である。
「あ、友達に呼ばれてる……
ごめん、行かなきゃ。」
『またね、今川くん。』
「うん、またね。」
視線の先には男の子の団体が。
その中に笑顔で入っていく今川くんは、
さっきの表情が嘘みたいだった。
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翡翠(プロフ) - イヴさん» そうですね…何処でもそうですが、ファンが一番気を付けないといけませんね…上の階からしゃがんで見ていたので、何度も殴られました…正面からだったので、メンバーも見てます(特にのっくん)とても悲しかったです… (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - ファンマナーを守れないと今後のMeseMoa.の皆さんのこれからの活動に影響してしまうかもですもんね…。イルミィの皆が意識してもっと自覚して、行動しなくちゃいけませんよね!!!ペンライトでの頭、大丈夫でしたか？ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 何とか逃げていたので大丈夫なはずですけど…もっともっと気を付けなくてはいけませんよね… (2018年9月4日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 翡翠さん» えぇ！？ペンライトで頭を！？うぁ…。あおいくん…だいじょぶだったんですかね…。イルミィのマナーは。もっと徹底的に…意識していかなくては…。いえ！更新頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 長文すみませんでした…ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年8月8日 1時
