成長 ページ47
早く帰るつもりが、
なかなか帰してくれない二人。
いつの間にか
2時間くらい居座っていた。
だから、最初よりかはリラックスし、
普通に会話を楽しめるようになった。
……と、思う。
「それでねー！
って、あれ。誰か帰ってきた。」
「俺出てくるわ。」
そう言い、
玄関へ向かったぜっちゃん。
大きな声が聞こえる。
しかも一人じゃない。
ジーッと観察していると、ぷんちゃんととみたけさんが顔を覗かせた。
「いらっしゃーい！来てたんやなー！」
『お邪魔してます。』
「あれ、今日は二番くんいないの？」
「そう〜。Aちゃんね、
のっくんも二番くんもいないのに、
一人で来てくれたんだよ〜？」
すごーい！と声を揃えた二人。
偉いね、成長だね、と褒めてくれる。
…そんな子供扱いしなくても。
「あれ、ムスッてしちゃった。」
「二人が子供扱いし過ぎなんだよ。」
「だって、ホンマの事やもん！
で、何で来たん？」
『この間の写真を届けに来て…』
なるほどー！と、また声を揃える。
…今日は3割増しのテンションだ。
いつもより絡みづらい。
「こんな綺麗に撮れるもんやねんなぁ。
…あ、ユリカモメがおる。」
『可愛いって言ってくれてたので、
入れておきました。』
「えー、俺も欲しい〜。
今度持ってきて〜？」
『分かりました。
今度持ってきますね。』
そう言うと、嬉しそうに笑った。
二人が新たに加わった事により、
また話が弾む私たち。
それからまた
1時間くらい居座ってしまった。
『す、すみません、
こんなに居座ってしまって！』
「そんなん気にせんとって〜！
もっとゆっくりしてくれてもええねんで？」
『さすがにそれはご迷惑かと……』
「そんな事はないよ。
僕含めた皆が大切にしてる子だもん。」
「そやで？
いつでも来てくれてええからな？」
『…ありがとう、ございます…？』
「そこは普通にありがとうでええんよ。
わざわざ疑問系にせんでええ。」
いつでも待ってるからな、
と優しく声をかけてくれたぜっちゃん。
それに皆さんも、うんうん、と頷く。
…私、いい人たちに出会えたな。
『では、お邪魔しました。』
「気を付けて帰るんだよ！」
『はい。』
「まったね〜！」
大きく手を振る皆さん。
それにつられた私も手を振った。
その場から離れ、
後ろを振り返った時、
目の前に大きな壁が。
『きゃっ….！』
「っ、ごめん、大丈夫？」
視線を上に向けると、
翡翠くんが私を見下ろしていた。
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翡翠(プロフ) - イヴさん» そうですね…何処でもそうですが、ファンが一番気を付けないといけませんね…上の階からしゃがんで見ていたので、何度も殴られました…正面からだったので、メンバーも見てます(特にのっくん)とても悲しかったです… (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - ファンマナーを守れないと今後のMeseMoa.の皆さんのこれからの活動に影響してしまうかもですもんね…。イルミィの皆が意識してもっと自覚して、行動しなくちゃいけませんよね!!!ペンライトでの頭、大丈夫でしたか？ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 何とか逃げていたので大丈夫なはずですけど…もっともっと気を付けなくてはいけませんよね… (2018年9月4日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 翡翠さん» えぇ！？ペンライトで頭を！？うぁ…。あおいくん…だいじょぶだったんですかね…。イルミィのマナーは。もっと徹底的に…意識していかなくては…。いえ！更新頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 長文すみませんでした…ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年8月8日 1時
