ウロウロ ページ45
帰りの車では眠気MAXで、
いつの間にか翡翠くんの肩で寝ていた。
てっきりのっくんの肩で
寝てたと思ってたんだけどなぁ…
また迷惑かけちゃった。
『またね、のっくん。』
「また遊びに来るからな。」
『うん。他の皆さんも
ありがとうございました。』
「ちゃんとゆっくり休むんだよー？」
「風邪引かないようにねー！」
『はい。わっ…！』
体を引き寄せ、
額にキスするのっくんを私は睨む。
このハレンチ男め、と言うと
コラッ、と笑った。
『翡翠くん、またね。』
「うん。またね。」
そう言うと、
翡翠くんたちが乗った車は、
私の家から遠ざかっていった。
ズキズキと痛む心。
…さっきまで一緒にいたのに。
もう寂しくなっちゃってるなんて。
『私弱いなぁ…(笑)』
まぁ弱くさせたの、
翡翠くんなんだけど。
いつか責任…取ってよね。
〜〜〜〜
あれから数日。
海辺で撮った写真を人数分現像し、
のっくんには郵便で、
他の皆さんには直接渡す事にした。
で、今シェアハウスの
目の前にいるんだけど…
何も連絡せずに来ちゃった。
留守だったら、どうしよう。
このままポストに入れておく？
いやいや、ダメ！直接渡さなきゃ！
でも、のっくんがいない今、
私にそんな勇気は…
迷いながら、付近をウロウロとする。
とりあえずインターホン押さなきゃ…
『えいっ…！』
目の前にあるインターホンを、
やっとの思いで鳴らした。
けれど、
辺りは蝉の鳴き声しか聞こえない。
留守かぁ…出直そう。
そう思い、家に帰ろうとした時だった。
「あれ、Aちゃん？」
『し、しろろさん…！
それに、ぜっちゃんさんも…！』
「ぜっちゃんでええわ。
何やねん、ぜっちゃんさんって。」
変な呼び方すな、と真顔のツッコミ。
二人の額には大量の汗が滴っていた。
「どうしたのー？何かあった？」
『いや、あの、えっと…』
「とりあえず暑いから中入らへん？
荷物も重いし、腕千切れそう。」
「そうだね…！」
そう言う二人の両腕には、
大きなレジ袋が下げられている。
お買い物帰りなんだろう。
タイミングが悪かったかな……
「開けたよー。
ほら、Aちゃんも入って？」
『え、あの、私はただ…！』
「いいからいいから！ほら、おいで！
お菓子とかいっぱい用意するから！」
『えぇ…！』
グイグイと押された背中。
華奢に見えたしろろさんの体は、
思ったより逞しかったみたい。
私の抵抗は意味もなく、
あっけなく終わった。
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翡翠(プロフ) - イヴさん» そうですね…何処でもそうですが、ファンが一番気を付けないといけませんね…上の階からしゃがんで見ていたので、何度も殴られました…正面からだったので、メンバーも見てます(特にのっくん)とても悲しかったです… (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - ファンマナーを守れないと今後のMeseMoa.の皆さんのこれからの活動に影響してしまうかもですもんね…。イルミィの皆が意識してもっと自覚して、行動しなくちゃいけませんよね!!!ペンライトでの頭、大丈夫でしたか？ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 何とか逃げていたので大丈夫なはずですけど…もっともっと気を付けなくてはいけませんよね… (2018年9月4日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 翡翠さん» えぇ！？ペンライトで頭を！？うぁ…。あおいくん…だいじょぶだったんですかね…。イルミィのマナーは。もっと徹底的に…意識していかなくては…。いえ！更新頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 長文すみませんでした…ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年8月8日 1時
