続き *(閲覧注意) ページ38
「心優しいかは、
私以外の人が分かってると思う。
私自身はそう思わないけど。」
『小鳥遊さんは優しいよ。
こんな俺でも許してくれる。』
「許すも何も、私は
翡翠くんに傷付けられた事ないよ。」
そう言うと、
彼女はまた優しく微笑んだ。
彼女の笑顔は安心させられる。
大丈夫なんだって思わされる。
そんな彼女の笑顔も好きだ。
「……続き、話すね。
自分の世界に閉じ籠ったその子は、
同じ過ちを繰り返さないよう、
地元から離れた。
高校生になって、
委員長という一目置かれる存在になり、
必要以外、人を寄せ付けなかったけど。
でも、
それもある出来事で一変したの。」
『…また悪い事？』
「ううん、違う。
出会いは最悪だったんだけどね…
もう二度と関わりたくない、
とか思ってた。
でも、私の中で何かが動き出して、
知らず知らずのうちに夢中になって、
いつの間にか、
私だけの世界に住み着いたの。
信じられないと思った。」
『え……』
「正直出ていってほしかった。
私の中に住み着かないでよ、
どうせいなくなるんだから、って。
…期待させないでほしかった。
けど。
いつの間にか離れてほしくなくて、
もっと沢山知りたいって思って、
もっともっと一緒にいたいって
ワガママだけど思ったの。」
『ねぇ、それって…』
「…罪深き男ね、翡翠くんは。」
眠気が一気に飛んでいった。
俺の心臓がうるさく鳴り響く。
泣きそうな顔をしてる彼女の目は、
俺を捕らえて離さなかった。
「こんな事になるだなんて
思ってもみなかった…
こんなにも離れたくないって思う人が、
今私の目の前に存在してる事が
不思議でしょうがないっ…
ごめんねっ、
また私翡翠くんに迷惑かけちゃうっ…
嫌われたくないのに、同じ事を
繰り返そうとしてる私がいるっ…
本当にごめんなさいっ…」
『迷惑なんかじゃない…！
俺の方が迷惑かけて…』
泣き続ける彼女を、
何も考えずに抱き締めてしまった俺。
俺の事は眼中に無いだなんて思った
さっきまでの俺を殴りたい。
そんな事なかったじゃん。
むしろ、俺の事を意識してくれて…
「今までのっくんですら、
拒絶反応が起きてたのに、
翡翠くんだと何も起きないのっ…
どうしよっ、私翡翠くんを失ったら、
もう立ち直れないっ…！」
『失うもんか…！
俺はずっとここにいるから…
小鳥遊さんのそばにいるから…』
俺の浴衣を掴む小さな手。
小鳥遊さんの事は絶対に守ってみせる、
そう誓った夜になった。
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翡翠(プロフ) - イヴさん» そうですね…何処でもそうですが、ファンが一番気を付けないといけませんね…上の階からしゃがんで見ていたので、何度も殴られました…正面からだったので、メンバーも見てます(特にのっくん)とても悲しかったです… (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - ファンマナーを守れないと今後のMeseMoa.の皆さんのこれからの活動に影響してしまうかもですもんね…。イルミィの皆が意識してもっと自覚して、行動しなくちゃいけませんよね!!!ペンライトでの頭、大丈夫でしたか？ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 何とか逃げていたので大丈夫なはずですけど…もっともっと気を付けなくてはいけませんよね… (2018年9月4日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 翡翠さん» えぇ！？ペンライトで頭を！？うぁ…。あおいくん…だいじょぶだったんですかね…。イルミィのマナーは。もっと徹底的に…意識していかなくては…。いえ！更新頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 長文すみませんでした…ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年8月8日 1時
