気になる人 * ページ35
「…いや、気になる人ならいるけど。」
『えっ。』
小鳥遊さんの方を見て、
そう言ったとみたけ。
心臓が跳び跳ねた。
まさか、アイツ小鳥遊さんの事……
思わず、あおいと目を合わせた。
「えぇ、誰な〜ん！？
俺の知ってる人〜！？」
「んふふ、秘密〜！」
「教えてやー！」
皆の教えて合戦が始まった時、
俺は固まっていた。
不思議そうな顔をしている小鳥遊さんを
ジーっと見つめる。
「二番くん…」
『にーちゃん、俺…』
「大丈夫だよ、うん…
とみたんだから、冗談だと思うよ……」
『でも、だって…
アイツ、小鳥遊さんの方を見て……』
「大丈夫だよ、大丈夫……」
そう、背中を擦ってくれた。
けど、根拠なんて何処にもない。
とみたけに取られてたまるか。
「ねぇ、次どうするー？」
「あの、私もう眠いので寝ます。」
「えぇー、もう寝ちゃうのー？」
「はい。疲れちゃったので…
お休みなさい。」
そう言うと、
小鳥遊さんは隣の部屋に移った。
「Aちゃーん。
ちょっといいかなー？」
のっくんもついていった。
扉は閉めてるけど、
微かに聞こえる話し声。
何故か皆、聞き耳を立ててしまう。
「…皆聞き耳を立てるんじゃないよ(笑)」
「何話してるのか気になるんだもん。」
「身内の話でしょ？やめな。
それよりどうする？寝る？」
「えぇー、嫌だ。
またトランプしよー。」
あれだけはしゃいでおいて
体力があり余っているとみたけ。
心底凄いと思うが、
そんな事はどうでもいい。
さっきの発言がずっと引っ掛かっていて、気が気でない。
「とみたんはさ、その気になる人、
いつ出来たの？」
『…あおい…』
「んー……いつだろう。
結構前の話だよ？」
トランプを配っていた手が止まった。
んーと考えながら、また配り出すが、
再びその手が止まった。
そして、返ってきた言葉は、
一番求めていなかった言葉だった。
「のっくんがシェアハウスに
泊まりに来た辺りかな？」
『…え……』
「てことは、先月？」
「そうだねー、それくらい。」
「え、誰なん、ホンマに(笑)
どんな子ー？」
「んー、可愛い。
放っておけない。妹みたい。」
「え、それ恋愛対象なの？」
「分かんない。とにかく気になるの。」
「へぇー。」
珍しいなぁ、というぷんちゃんも、
薄々気付いてる気がする。
てか、皆気付いてるんじゃないかな。
一瞬この場の空気が凍ったが、
すぐにいつもの雰囲気に戻り、
トランプを再開させた。
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翡翠(プロフ) - イヴさん» そうですね…何処でもそうですが、ファンが一番気を付けないといけませんね…上の階からしゃがんで見ていたので、何度も殴られました…正面からだったので、メンバーも見てます(特にのっくん)とても悲しかったです… (2018年9月4日 23時) (
レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - ファンマナーを守れないと今後のMeseMoa.の皆さんのこれからの活動に影響してしまうかもですもんね…。イルミィの皆が意識してもっと自覚して、行動しなくちゃいけませんよね!!!ペンライトでの頭、大丈夫でしたか？ (2018年9月4日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 何とか逃げていたので大丈夫なはずですけど…もっともっと気を付けなくてはいけませんよね… (2018年9月4日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ - 翡翠さん» えぇ！？ペンライトで頭を！？うぁ…。あおいくん…だいじょぶだったんですかね…。イルミィのマナーは。もっと徹底的に…意識していかなくては…。いえ！更新頑張ってください！楽しみにしています！！ (2018年9月3日 22時) (レス) id: 6445a912e7 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - イヴさん» 長文すみませんでした…ありがとうございます！！これからも楽しんでいただけるよう、頑張ります！！ (2018年9月3日 0時) (レス) id: 66b59b2fd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠 | 作成日時：2018年8月8日 1時
