検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:64,025 hit

35.たんぽぽ ページ37

善「えっと、言ってたお店ここなんだけど……」


『随分とお洒落なんだね…!!』


善「色んな物が揃えてある店でさ……着物とか簪もあるから好きなの買おうね!」


『う、うん!』





綺麗に並べられた着物を目にその場に少しの間固まる。

神々しい…

私の知っているようなお店ではない……





善「こここ、これとかどう??」


『綺麗な梅柄だね…』


善「そ、そうだね!」


善「Aちゃんみたい……って忘れて!!今の忘れて!!」





顔を赤に染めた彼を見るともう一生忘れないんじゃないか と言うほどその顔が忘れられない。

鑑定をする時もずっと頭に残っていた。





善「……梅って西洋では "美と長寿" って言う花言葉を持ってるらしいんだ」


『初めて知った…!お花に詳しいんだね…!』


善「女の子にお花あげる時に花言葉が失礼な意味だったら申し訳ないからさ……花は元々好きだったし!」


『善逸さんがお花が好きだなんて意外』


善「そうかな?!?!そんなに似合ってなかった?!」


『いや…とってもお似合いだよ』





彼の前では口に出せなかったが、「善逸さんはたんぽぽみたい」と思ってしまった。

黄色く淡い髪の毛はなんと雷に打たれて染まったそうで。

少し甘露寺さんに似てるな〜!

確か甘露寺さんは桜餅の食べ過ぎだとか……

じゃあ私もお米ばかり食べてたら髪の毛が白く…?!


そんな事を考えていると、いつも間にか私は高級料理店の帳場に立っていた。




_______

36.目→←34.手



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (99 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
263人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

P3(プロフ) - おバカな莉久( ^∀^)さん» コメントありがとうございます!え〜ホントですか!周りに一日生まれあまりいないので嬉しいです! (2022年4月15日 18時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
おバカな莉久( ^∀^) - こんにちは!すっごく面白かったです!あと、関係無いのですが主さんと私、誕生日一緒です! (2022年4月15日 6時) (レス) @page41 id: 3306846233 (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - 暁さん» 暁さんありがとうございます…!!どうなっちゃうんでしょうか夢主ちゃん〜!(˘ω˘ ) (2020年11月29日 20時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)
- めっちゃ面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年11月29日 19時) (レス) id: 14f552fd6c (このIDを非表示/違反報告)
パプピーマン。(プロフ) - 紅アサしかかたんさん» 好きだなんてありがとうございます…!作者は評価してくれる紅アサしかかたん さんが好きですよん(`;_;´) (2020年11月20日 20時) (レス) id: 90d8910699 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さくれ | 作成日時:2020年11月18日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。